[ローマ 12日 ロイター] - テニスのイタリア国際は12日、ローマで試合を行い、男子シングルス2回戦ではディフェンディングチャンピオンで同大会7回目の優勝を目指すノバク・ジョコビッチ(セルビア)がストレート勝ちを収めた。
四大大会22勝を誇る世界ランキング1位のジョコビッチは、トマス・マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)に7─6、6─2で勝利。「今季はまだあまりクレーでプレーしていないが、今日の試合はここまででベストだったと言えるだろう。彼(エチェベリ)はクレーに強く、自分よりもいい立ち上がりだったが、第1セットの終わりに向けて自分のリズムをつかめたし、第2セットは良かった」と振り返った。
第4シードのカスパー・ルード(ノルウェー)、第7シードのホルガー・ルネ(デンマーク)らも勝ち上がった。
女子のシングルス2回戦では、世界1位で連覇を目指すイガ・シフィオンテク(ポーランド)がロシア出身で21年全仏オープン準優勝のアナスタシア・パブリュチェンコワを6─0、6─0のダブルベーグルで退け、3回戦に進んだ。
第4シードのオンス・ジャブール(チュニジア)は、パウラ・バドサ(スペイン)に1─6、4─6で敗れた。