[マドリード 20日 ロイター] - サッカーのスペイン1部、レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は20日、来季終了までの同クラブとの契約をまっとうしたいと述べた。
ブラジル・サッカー連盟(CBF)のエドナルド・ロドリゲス会長は3月、ロイターに対し、欧州のサッカーシーズン終了後にアンチェロッティ監督の獲得が可能だった場合、空席となっているブラジル代表の新監督として適任だと述べていた。
今季スペイン1部ではレアルのライバル、バルセロナが4試合を残して優勝を確定させた。さらにレアルは17日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝の試合でマンチェスター・シティー(イングランド)に0─4で大敗。アンチェロッティ監督の来季続投の可能性は低くなったとの憶測が広まっていた。
アンチェロッティ監督は記者会見で「私が2024年シーズン終了までの契約を結んでおり、レアル残留を希望していることは誰もが知っている」とコメント。クラブが続投を認めたかとの質問に対し、力強く「もちろんだ」と答えた。
レアルはアンチェロッティ監督の今後について、公式なコメントは行っていない。同クラブは通算10回目の欧州制覇を達成した翌年の2015年、同監督を解任した。