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ロシア、英外交官に長距離移動の事前通知義務化 旧ソ連時代以来

発行済 2023-07-21 08:10
更新済 2023-07-21 08:19
© Reuters.  7月20日、ロシアはモスクワなどに駐在する英外交官について大使など一部の上級幹部を除き、半径120キロを超える移動を計画する場合は5営業日前までの届け出を義務付けると発

[モスクワ 20日 ロイター] - ロシアは20日、モスクワなどに駐在する英外交官について大使など一部の上級幹部を除き、半径120キロを超える移動を計画する場合は5営業日前までの届け出を義務付けると発表した。英国の外交官に対する規制としては旧ソ連時代以来の厳しい措置だ。

© Reuters.  7月20日、ロシアはモスクワなどに駐在する英外交官について大使など一部の上級幹部を除き、半径120キロを超える移動を計画する場合は5営業日前までの届け出を義務付けると発表した。写真はモスクワのクレムリン。5月撮影(2023年 ロイター)

ロシア外務省は、英臨時代理大使を呼び出して英国がウクライナの「テロリスト」を支援し、ロシアの英駐在外交官の行動を妨害していると抗議。その上で「英政府の敵対行動への対応」としてこうした規制導入を通達したと説明した。

英国はロシアのウクライナ侵攻を批判する国際世論形成を最も積極的に行っている国の1つで、ウクライナ向け軍事支援でも米国とともに主導的役割を果たしている。

ロシア側は、実効支配するクリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア橋が17日に水上ドローンで攻撃されたことについても、英米の関与があったとの見方を示した。

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