[5日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)キャバリアーズに所属し、スペイン代表の主要メンバーだったリッキー・ルビオ(32)は5日、メンタルヘルスの問題解決に取り組むため、バスケットボール選手としての活動を一時休止すると発表した。
ルビオは2019年ワールドカップ(W杯)ではスペインを優勝に導く活躍でMVPに選出。フィリピン、日本、インドネシアで行われる23年W杯(8月25日に開幕)でも、代表の一員として活躍が期待されていた。
スペイン・バスケットボール連盟(FEB)が発表した声明でルビオは「メンタルヘルスの問題解決に取り組むため、プロ選手活動を休止することを決めた」と説明。「機が熟したら事情を説明できると思うので、それまではプライバシーを尊重してほしい」と述べ、状況に理解を示したFEBに感謝した。
ルビオは09年NBAドラフトの全体5位でティンバーウルブズの指名を受けた。ジャズ、サンズ、ティンバーウルブズを経て21─22年シーズンよりキャバリアーズに所属。キャリア平均10.8得点、7.4アシストの実績を持つが、過去2シーズンは前十字靱帯のけがにより欠場することが多かった。