[10日 ロイター] - テニスの不正監視機関、国際テニス・インテグリティー・エージェンシー(ITIA)は、スペイン男子のアーロン・コルテスが八百長に関与したとして、15年間の出場停止処分を科したと発表した。
コルテスは2016年から18年にかけて、不正防止プログラム違反を35件行ったことを認めた。調査には全面的に協力したという。
ITIAは声明で、容疑には「大会結果の捏造、それによる金銭受領、不正アプローチの未報告、テニス賭博、主催者推薦を引き換えにした大会関係者への金銭提供」が含まれていると述べた。
また、7万5000ドル(約1140万円)の罰金(うち約5万6000ドルは猶予付き)も科した。
コルテスの世界ランキングは、17年に記録した955位がキャリアハイ。