[ボゴタ 1日 ロイター] - コロンビアのペトロ大統領は1日、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃を巡り、2日付で同国との国交を断絶すると発表した。
ペトロ氏は既にイスラエルのネタニヤフ首相を激しく批判し、同国がガザでジェノサイド(大量虐殺)を行っているとして、南アフリカが国際司法裁判所(ICJ)に提訴した裁判に関与するよう要請している。
ペトロ氏はガザでの出来事を前にして各国は受け身ではいられないと述べた。
イスラエルのカッツ外相は、ペトロ氏は「反ユダヤ主義的で憎しみに満ちている」と非難し、同氏の動きは昨年10月7日にイスラエルの軍事基地と地域社会への攻撃を指揮した武装組織ハマスを利すると応酬した。
中南米では、ボリビアが昨年10月末にイスラエルと断交し、コロンビア、チリ、ホンジュラスなど数カ国はイスラエル大使を召還している。