11日のドル・円相場は、東京市場では111円07銭から111円57銭まで上昇。
欧米市場でドルは111円28銭から111円64銭まで上昇し、111円60銭で取引を終えた。
本日12日のドル・円は、主に111円台後半で推移か。
好調な米国経済を意識して、目先的にリスク回避的なドル売り・円買いはやや縮小するとみられる。
11日の欧米市場では、7月のJOLT求人件数が最高水準となったことを意識したドル買い・円売りが観測された。
米労働省が11日発表した求人労働移動調査(JOLTS)によると、7月の求人件数は前月から11.7万件増加し、693.9万件となった。
2000年12月の統計開始以来の最高水準を記録した。
先週7日に発表された8月の米雇用統計は良好な内容だったが、今回発表された指標でも労働市場における需給関係は堅調であることが確認された。
11日の米国債券市場では、雇用情勢の改善が進んでいることを受けて、10年債利回りは取引終了前にかけて2.981%近辺まで上昇した。
市場関係者の間からは「平均時給の伸び率は年内に3%台に上昇する」、「2019年における複数回の利上げが実施される可能性は高まった」との声が聞かれている。
国際貿易環境の悪化への警戒感は残されているが、好調な米国経済を意識してドル・円は当面110円台を堅持し、底堅い動きが続くとみられる。
欧米市場でドルは111円28銭から111円64銭まで上昇し、111円60銭で取引を終えた。
本日12日のドル・円は、主に111円台後半で推移か。
好調な米国経済を意識して、目先的にリスク回避的なドル売り・円買いはやや縮小するとみられる。
11日の欧米市場では、7月のJOLT求人件数が最高水準となったことを意識したドル買い・円売りが観測された。
米労働省が11日発表した求人労働移動調査(JOLTS)によると、7月の求人件数は前月から11.7万件増加し、693.9万件となった。
2000年12月の統計開始以来の最高水準を記録した。
先週7日に発表された8月の米雇用統計は良好な内容だったが、今回発表された指標でも労働市場における需給関係は堅調であることが確認された。
11日の米国債券市場では、雇用情勢の改善が進んでいることを受けて、10年債利回りは取引終了前にかけて2.981%近辺まで上昇した。
市場関係者の間からは「平均時給の伸び率は年内に3%台に上昇する」、「2019年における複数回の利上げが実施される可能性は高まった」との声が聞かれている。
国際貿易環境の悪化への警戒感は残されているが、好調な米国経済を意識してドル・円は当面110円台を堅持し、底堅い動きが続くとみられる。