■今後の見通し
●2018年11月期と2019年5月期の業績予想
平和不動産リート投資法人 (T:8966)の2018年11月期(第34期)の業績は、前期に不動産譲渡益を計上した反動から、営業収益5,880百万円(前期比33.2%減)、営業利益2,609百万円(同50.8%減)、経常利益2,148百万円(同55.4%減)、当期純利益2,148百万円(同55.4%減)の見通しだ。
また、2019年5月期(第35期)は、営業収益5,925百万円(同0.8%増)、営業利益2,630百万円(同0.8%増)、経常利益2,170百万円(同1.0%増)、当期純利益2,170百万円(同1.0%増)を予想する。
ただ、これまで常に期初予想を上回る決算を続けていることを考えると、今回も堅めの業績予想と見られる。
外部成長戦略では、優良物件への厳選投資及び資産の入替を今後も推進する方針である。
また、内部成長戦略では、オフィスでは稼働率の高位安定及び賃料の増額改定の進展を見込むとともに、レジデンスでは2018年11月期は非繁忙期となるが、前期末の稼働率が歴史的な高水準で終えたことから、2018年11月期以降も従来を上回る水準を期待する。
さらに、財務戦略では金融費用の継続的な削減に取り組む。
以上により、分配金は2018年11月期2,300円(前期比増減なし)、2019年5月期2,350円(同50円増)と、高水準を予想している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
●2018年11月期と2019年5月期の業績予想
平和不動産リート投資法人 (T:8966)の2018年11月期(第34期)の業績は、前期に不動産譲渡益を計上した反動から、営業収益5,880百万円(前期比33.2%減)、営業利益2,609百万円(同50.8%減)、経常利益2,148百万円(同55.4%減)、当期純利益2,148百万円(同55.4%減)の見通しだ。
また、2019年5月期(第35期)は、営業収益5,925百万円(同0.8%増)、営業利益2,630百万円(同0.8%増)、経常利益2,170百万円(同1.0%増)、当期純利益2,170百万円(同1.0%増)を予想する。
ただ、これまで常に期初予想を上回る決算を続けていることを考えると、今回も堅めの業績予想と見られる。
外部成長戦略では、優良物件への厳選投資及び資産の入替を今後も推進する方針である。
また、内部成長戦略では、オフィスでは稼働率の高位安定及び賃料の増額改定の進展を見込むとともに、レジデンスでは2018年11月期は非繁忙期となるが、前期末の稼働率が歴史的な高水準で終えたことから、2018年11月期以降も従来を上回る水準を期待する。
さらに、財務戦略では金融費用の継続的な削減に取り組む。
以上により、分配金は2018年11月期2,300円(前期比増減なし)、2019年5月期2,350円(同50円増)と、高水準を予想している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)