[香港 11日 ロイター] - HSBCグローバル・プライベート・バンキングは11日、中国・四川省の省都・成都と浙江省の省都・杭州で正式に業務を開始したと発表した。中国市場でのシェア拡大を目指す。
中国南西部で商機を探る計画も明らかにした。既存の支店は富裕層が多い東部に位置している。
成都ではウエルスマネジメントの需要が旺盛という。
同行は北京、上海、広州、深センで既にプライベートバンキング事業を開始している。
HSBC中国のグローバル・プライベート・バンキング部門トップのジャッキー・マウ氏は声明で「杭州のデジタル経済の力強い発展により富裕層と超富裕層という新しい層が生まれ、富裕層向け国際サービスへの需要も大きく伸びている」と指摘した。