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---- ※2016年6月17日21時 に執筆 From: 中原良太 横浜の自宅より、、、 先週は、激しい相場でした。
FRBは金利を据え置き円高が強まり… 日銀の追加緩和は見送られ、市場は失望し… たった1週間で、日経平均は1000円超下がりました。
このせいで、先行きに不安に感じている方が多いと思います。
僕も、その一人です。
政治や経済のことは専門ではないので、 まったく分かりません汗 ですから、「イギリスはEUを脱退しないだろう」だとか、 「追加緩和は◯月位に実行されるだろう」だとか、 そんなことは一切分かりません。
口が避けても、そんなことは言えません。
(本当に分からないです…) でも、、、 「過去あった似たような相場で、利益を出しやすかった投資法」 なら分かります。
未来を見通すセンスの無い僕は、 少なくとも、こうやって投資判断を下しています。
これが、あなたのお役に立てば幸いです。
ちなみに、私自身がよく使っている投資法は以下の3通りしかありません。
それは、以下の3通りです。
【相場が上昇相場のとき…「順張り投資」】 年初来高値更新銘柄など、上昇傾向が強い銘柄の続伸を狙います。
【相場が下落相場のとき…「逆張り投資」】 暴落相場などで、中長期で下落した銘柄のリバウンドを狙います。
【相場がボックス相場のとき…「押し目買い投資」】 人気株の下落のタイミングで、小さなリバウンドを狙います。
上記のように相場の状況によって投資法を使い分けると、 過去の統計上、利益を出しやすかったようなのです。
たった3通りしかないので、凄くシンプルですよね。
さて。
あなたも既にお察しだと思いますが、 ここ最近の相場の急落によって、今の相場は「下落相場にある」というのが、妥当な考え方だと思います。
このような状況では、投資家の多くが含み損を抱えているので、投資家心理がとても悪い。
「株を買う=損を抱えること」というイメージを持ってしまっているので、なかなか株を買いたがりません。
だから、株を選ぶときには、「劇的に株価が急落していて、よっぽど買いたくなるほど割安な株」に注目するのが大事だと思います。
…と、いうことで。
今のところの僕の投資スタンスはこんな感じです。
【日経225銘柄:逆張り】 注目中の銘柄例:東急不動産ホールディングス (T:3289) 業績は着実に拡大傾向。
予想PERは約12倍と市場平均の13倍よりもやや割安な水準。
予想配当利回りも2%超なため、長期保有でも利益を狙えるかも。
もう一段下がったら買いたい。
【TOPIX銘柄:逆張り】 注目中の銘柄例:シスメックス (T:6869) 着々と業績が伸びてきており、足元が固まっている印象。
割安な水準とは言い難いですが、投資家からの人気も強いため、もう一押しあった場合は、リバウンドを狙えるかもしれません。
【ジャスダック銘柄:逆張り】 注目中の銘柄例:第一化成 {{|0:}} 収益性高い。
業績も着実に拡大見込みで、予想PERも4.76倍とかなり割安感が強い状況です。
長期的な反発に期待しつつ、今はもう一段の押しを待ちたいところ。
【マザーズ銘柄:逆張り】 注目中の銘柄例:フェニックスバイオ (T:6190) マウス販売が好調。
研究開発費が増大していますが、売上伸ばし増益となる見通し。
新興株にしては割安感が残っており、買い付けやすい銘柄かも。
もう一段の下げがあれば、狙ってみたい銘柄。
日本相場が冷え込んできていますが、過度に落ち込まず。
かと言って、油断せず。
引き続き、慎重に臨みたいところです。
まだまだ下落する可能性も残っているので、いつでも逃げられるように準備しながら、利益を狙っていきたいですね。
- 中原良太