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25日の米国市場でNYダウは77ドル安となった。
為替相場も株安・原油安を嫌気したリスク回避の動きから円高に振れ、日経平均はこうした流れを受けて84円安でスタートした。
日本銀行・金融政策決定会合など重要イベントを控えてポジションを解消する動きが強まり、1ドル=104円台まで円高が進むとともに、日経平均は後場に一時16323.10円(前日比297.19円安)まで下落した。
売り一巡後は下げ渋る場面も見られたが、結局200円を超える下落で本日の取引を終えた。
大引けの日経平均は前日比237.25円安の16383.04円となった。
東証1部の売買高は19億1084万株、売買代金は2兆3278億円だった。
業種別では、証券、鉄鋼、鉱業が下落率上位だった。
一方、上昇したのは情報・通信業、その他製品、空運業の3業種のみだった。
個別では、トヨタ自 (T:7203)、三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)、JT (T:2914)、みずほ (T:8411)など売買代金上位は全般軟調。
三井不 (T:8801)、日立 (T:6501)、富士重 (T:7270)は3%超下落した。
前日に傘下の米ウエスチングハウスが提訴されると伝わった東芝 (T:6502)は9%安。
TDK (T:6762)は価格カルテルの疑いとの報道で後場一段安となった。
また、スマートフォンゲーム「Pokemon GO」関連とされるCVSベイ (T:2687)、SKジャパン (T:7608)、イマジカロボッ (T:6879)、サノヤスHD (T:7022)が東証1部下落率上位に並んだ。
一方で、任天堂 (T:7974)は反発した。
米国市場でADRが下落した流れから売りが先行したものの、後場に入りプラスへと切り返した。
本日は一部証券会社の投資評価引き上げが観測されている。
その他、米スプリントの株価上昇が材料視されたソフトバンクグ (T:9984)や、日本電産 (T:6594)、アステラス薬 (T:4503)、KDDI (T:9433)、大成建 (T:1801)などが堅調。
また、ホシデン (T:6804)、メルコ (T:6676)、リックス {{|0:}}などが東証1部上昇率上位となった。