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21日の中国本土市場概況:上海総合0.2%高と反発、インフラ関連に買い

発行済 2016-10-21 17:05
更新済 2016-10-21 17:33
21日の中国本土市場概況:上海総合0.2%高と反発、インフラ関連に買い
21日の中国本土市場は値上がり。
主要指標の上海総合指数は、前日比6.48ポイント(0.21%)高の3090.94ポイントと反発した。
約1カ月半ぶりの高値水準を回復する。
上海A株指数も上昇し、6.94ポイント(0.22%)高の3236.31ポイントで引けた。
半面、外貨建てB株相場は値下がり。
上海B株指数は3.63ポイント(1.06%)安の339.97ポイント、深センB株指数は5.61ポイント(0.48%)安の1165.66ポイントで終了した。


政策期待が追い風。
2020年を最終とする第13次5カ年計画の期間中も、都市軌道交通システムの投資熱が持続する見通し——と伝えられた。
全国の投資額は、5年間の概算で合計1兆7000億~2兆人民元(約26兆2000億~30兆8000億円)に膨らむとみられる。


市場活性化の期待も高まる。
深セン・香港株式市場の相互取引が来月にも開始されるとみられるなか、現地メディアは21日、「全ネットワークの接続試験が21~22日にかけて実施される」と報じた。
人民元安の進行などを嫌気して売られたものの、下値は堅く、引けにかけて買いの勢いがやや強まっている。


業種別では、インフラ関連株の上げが目立つ。
ゼネコンの中国交通建設(601800/SH)が7.1%高、建機の三一重工(600031/SH)が3.7%高で引けた。
銀行株や証券株もしっかり。
鉄鋼株や石炭株も上昇した。
不動産株の一角も値を上げている。


【亜州IR】

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