任天堂 (T:7974)
先週末の大幅な下げにより、直近のもち合い水準を下放れつつある。
一目均衡表では雲上限を割り込んできている。
遅行スパンについては実線を突破することができず、下方シグナルを継続させている。
一方で、9/8にあけたマド(24700-27060円)埋めが意識されやすい。
そのため、ここからの調整局面においては、マド埋め後の反転を意識した押し目拾いのスタンスとなろう。
ラオックス (T:8202)
先週は米系ファンドによる大量保有を材料視した買いにより急伸し、週末には反動安から大きく下げるなど、逃げ足の速い資金流入によって荒い値動きだった。
値動きの荒さは警戒されるが、資金回転が速い分、シコリもないと考えられる。
5日線を支持線とした底堅さも意識されるなか、自律反発狙いのスタンス。
日本電産 (T:6594)
24日に決算発表が予定されている。
先週末には安川電機 (T:6506)が決算を手掛かりに急伸しており、ハイテクセクターへの決算期待は次第に高まってきている。
為替市場では、米国の年内利上げ観測の高まりから9月以降は円安傾向にあり、今回の決算が円高の影響による大幅な減益となったとしても、市場は織り込み済みと判断し、今後の回復に期待してくる可能性がある。