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前沢工、任天堂、ジャフコなど

発行済 2016-10-24 16:26
更新済 2016-10-24 16:33
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(T:4503) アステラス薬 1579.0 +54.0急反発。
16年4-9月期(第2四半期累計)の業績観測が報じられている。
営業利益(国際会計基準)は前年同期に比べ2割ほど増え1600億円前後となったようだ。
日本会計基準の時期も含め、4-9月期としては過去最高だったもよう。
主力の前立腺がん治療剤「イクスタンジ」などの販売が海外で伸びたという。
1500億円強とみていた市場予想をやや上回る内容で、買い安心感が先行したようだ。


(T:7974) 任天堂 23970 -1215大幅続落。
16年4-9月期(第2四半期累計)の業績観測が報じられている。
純利益は前年同期の2.6倍となる300億円程度になったようだ。
米大リーグ・シアトルマリナーズの運営会社の持分売却益を計上したことなどを要因に挙げている。
なお、営業損益は50億円程度の赤字(前年同期は89億円の黒字)とみられている。
みずほ証券などは
「サプライズはない」と指摘しており、前週末からの利益確定売り優勢の流れが継続した。


(T:6871) マイクロニクス 1210 -128大幅反落で東証1部下落率トップ。
16年9月期業績の下方修正を発表している。
営業利益見通しは従来の18.00億円から16.00億円(前期は61.43億円)へと引き下げた。
メモリ向けプローブカードの需要が想定していたほどの回復に至らなかった。
また、為替差損や税効果会計の影響等により、純利益見通しは11.00億円から5.00億円(同56.81億円)へ減額した。
営業利益はコンセンサスの18億円強を下回る見込みでネガティブ視された。


(T:6489) 前沢工 321 +26一時345円まで上昇。
政府は地方自治体が手掛ける水道事業への企業の参入を促すため、17年にも水道法を改正すると一部メディアが報じている。
災害時の復旧を自治体との共同責任にして企業の負担を軽減するほか、料金の改定も認可制から届け出制に改めて柔軟に変更しやすくする。
この報道が水道関連銘柄の刺激材料となり、同社や日鋳鉄管 (T:5612)などが東証1部上昇率上位にランクインした。


(T:8242) H2Oリテイル 1540 -56一時1497円まで下落。
17年3月期上期(16年4-9月)業績の修正を発表している。
営業利益見通しは従来の78.00億円から66.23億円(前年同期は75.55億円)へと引き下げた。
百貨店業界の厳しい事業環境はかねて伝わっていたが、上期営業利益は市場予想の80億円程度を下回る見込みとなり、ネガティブな反応が先行した。
なお、子会社における繰延税金資産の増加で、純利益見通しは29.00億円から65.52億円(同63.27億円)へ増額した。


(T:8595) ジャフコ 3265 +245大幅反発。
16年4-9月期(第2四半期累計)決算を発表している。
純利益は前年同期比56.8%減の50.15億円だった。
投資先からのIPO社数は国内1社(前年通期8社)、海外1社(同6社)にとどまった。
ただ、事前に市場想定は十分切り下がっていたとみられ、発表を受けてアク抜け感が意識されたようだ。
なお、野村證券はレーティング
「Neutral」を継続し、目標株価を従来の3280円から3290円に引き上げている。


(T:3666) テクノスJPN 2228 +84後場に一時2299円まで急伸。
17年3月期の上期及び通期業績予想を上方修正している。
上期営業利益見通しは2.96億円から3.23億円(前年同期は2.36億円)へ、通期見通しについては6.85億円から7.10億円(前期は5.80億円)へと引き上げた。
従来予想より増益幅は拡大する見込み。
ERPパッケージ導入支援業務において、当初下期に開始予定だった大型案件が上期に前倒しになったこと等が寄与した。
下期も当初の計画どおりに推移する見込みという。

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