スマートバリュー (T:9417)は25日、同社が提供しているM2M／IoTサービス「CiEMS 3G」が、テレマティクスの活用により自動車保険における保険料割引が受けられるサービスの対象になったことを発表。 本年に入り、複数の保険会社が、新たにテレマティクスを活用している企業に保険料割引を付与するサービスの提供を開始している。
テレマティクスを活用することで、事故削減に努める優良企業を対象として、5％前後の自動車保険の割引を受けるメリットが提供されている。
今回、同社の「CiEMS 3G」は、こうした事故削減に有効なIoTサービスとしての評価を受け、採用されたもの。
同サービスは、車両の運行管理及び、安全運転支援を目的に、商用車両を対象にしたM2M／IoTサービスで、車両の走行情報や燃費情報などをクラウド上に送信し、アプリケーションで閲覧できる機能をワンタッチで実現できる手軽さが評価され、発売以来、多くの企業導入が進んでいる。
同社は、「CiENS 3G」を活用し、テレマティクス保険に不可欠な運転者の運転動態ビッグデータを蓄積、保有している。
加えて、モビリティ向けIoT プラットフォーム「クルマツナグプラットフォーム」の提供も行っており、今後も、テレマティクス保険への対応をはじめとした車両管理・事故削減にかかわる新たな成長モデルの創造に取組んでいく考え。
また、本格的な自動運転時代に向けて、運転動態ビッグデータを活用したサービスの新たな事業展開も図っていくとしている。