ウィルグループ (T:6089)は8日、2017年3月期第2四半期（16年4-9月）決算を発表。 売上高が前年同期比40.3％増の278.72億円、営業利益が同3.8％減の5.91億円、経常利益が同3.6％減の5.94億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同9.3％増の2.86億円だった。
セールスアウトソーシング事業は、大手IT関連企業からの家電量販店等におけるプロモーションイベントや法人向けITソリューションセミナー等の受注が堅調だった。
コールセンターアウトソーシング事業は、引き続き通信業界における受注拡大のほか、金融業界等の新たな分野からの案件獲得に注力し、好調に推移した。
ファクトリーアウトソーシング事業は、食品製造業を中心とする顧客との取引拡大、物流業界など新たな分野の拡大に注力し、好調に推移した。
そのほか、医療・介護分野における人材派遣・紹介サービスは、積極的な拠点展開が奏功し売上が大幅に拡大した。
17年3月期通期については、売上高が前期比26.6％増の570.00億円、営業利益が同11.9％増の16.00億円、経常利益が同9.6％増の16.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同22.8％増の8.50億円とする期初計画を据え置いている。