![](http://c1308342.cdn.cloudfiles.rackspacecloud.com/news_providers_logos/fisco_s.png)
13日の米国市場ではNYダウなど主要株価指数が揃って最
高値を更新。
為替相場も1ドル=115円台と円安推移していたことから、本日の日経平均は19円高でスタートした。
連日の株価上昇を受けた利益確定の動きもあり、前場は小幅安水準でのもみ合いが続いたが、後場に入るとソフトバンクG (T:9984)や銀行株などに押し目買いが入り、再びプラスへと切り返した。
ただ、今晩予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に、おおむね前日終値を挟んだ小動きに終始した。
大引けの日経平均は前日比3.09円高の19253.61円となった。
東証1部の売買高は20億
4511万株、売買代金は2兆5448億円だった。
業種別では、ゴム製品、情報・通信業、精密機器が上昇率上位だった。
一方、不動産業、石油・石炭製品、卸売業が下落率上位だった。
個別では、ソフトバンクGが売買代金トップで2%を超える上昇となった。
14年12月以来、約2年ぶりに節目の8000円台に乗せる場面が見られた。
本日は一部証券会社の目標株価引き上げが観測されている。
東京電力HD (T:9501)、野村 (T:8604)、三井住友
(T:8316)などはしっかり。
三菱UFJ (T:8306)やみずほ (T:8411)も終値で小幅ながらプラスを確保した。
日本電産 (T:6594)、東芝 (T:6502)、ブリヂス (T:5108)は2%超の上昇。
また、安永 (T:7271)、オルトプラス (T:3672)、エスクローAJ (T:6093)などが東証1部上昇率上位となった。
一方、トヨタ自 (T:7203)、任天堂 (T:7974)、キーエンス (T:6861)、アサヒ
(T:2502)、ファーストリテ (T:9983)などがさえない。
空売り筋のレポートを受けて前日急落したSMC (T:6273)は本日も売られ4%超の下落。
一部証券会社の投資評価引き下げが観測された第一三共 (T:4568)も下げが目立った。
また、年間配当金に失望感の広がったアサツーDK (T:9747)が急落し、JBR (T:2453)やバロック (T:3548)などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。