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テクマトリックス Research Memo(2):ニチメン(現・双日)の戦略子会社が前身、商社のノウハウを受け継ぐ強み

発行済 2016-12-20 16:17
更新済 2016-12-20 16:33
テクマトリックス Research Memo(2):ニチメン(現・双日)の戦略子会社が前身、商社のノウハウを受け継ぐ強み
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■会社概要

(1)沿革

テクマトリックス (T:3762)は、ニチメン(株)(現・双日 (T:2768))の営業部門の戦略子会社として設立されたニチメンデータシステム(株)が前身である。
従って、技術・ビジネスの両面で優れたものを発掘する“目利き力”及び“マーケティング力”、レベルの高い“ビジネスオペレーション力”といった商社のノウハウを受け継いでいることが最大の強みとなっている。


世界中から優れた技術を発掘し、国内に提供している。
事業領域に関しても、総花的に行うのではなく、自社の体力とこれからの市場拡大が見込める事業分野を見極めた上で、医療分野をはじめターゲットを絞って事業展開している。


連結対象子会社は、遠隔読影インフラ・サービス提供の(同)医知悟、ICTソリューション事業全般のクロス・ヘッド(株)、沖縄クロス・ヘッド(株)、システム開発・技術教育等の(株)カサレアルの4社である。


(2)事業内容

同社の事業は、「情報基盤事業」と「アプリケーション・サービス事業」の2つのセグメントで構成される。
後述の中期経営計画「TMX3.0」でも記載するが、同社が、これらの事業領域を選定しているのは、商社としての目利き力を活かして、情報基盤事業においては他社が取り組まないようなニッチ領域で技術的ハードルの高いネットワーク・セキュリティ製品を取り扱い、アプリケーション・サービス事業においては特定業種の業務ノウハウを組み込んだ自社開発アプリケーションで差別化を図っているからである。


情報基盤事業は、クライアントの情報システム基盤の構築、保守、運用・監視サービスをワン・ストップで提供する。


アプリケーション・サービス事業は、特定市場や特定業界向けにシステム開発、アプリケーション・パッケージ、クラウドサービス、テストツールなど、付加価値の高いアプリケーション・サービスを提供している。
医療、金融、インターネットサービス、コンタクトセンターCRM、ソフトウェア品質保証の各分野がある。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹)

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