以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家株マニア氏(ブログ「株マニア~素人の投資生活実況中継~」を運営)が執筆したコメントです。
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※2016年12月10日15時 に執筆
「2016年の振り返り」
16年初めから株価の停滞が続き、投資をする身としては厳しい日が続きました。
しかし、年後半から回復の兆しを見せると、アメリカ大統領選挙をきっかけに大きく上昇に転じ、年初の株価を上回るほどまでに上昇しました。
自分自身この1年を通して、とにかく投資をする人間はメンタルが大事だと改めて実感させられました。
下落時には慌てずに、そして上昇時にも浮かれずに冷静に見続けることが大事だと時に感じる年であったと思います。
個人的にも例外でなく年初から厳しい日が続きました。
日経平均株価が15000円を割った時には、今年はもうプラスになるのは無理ではないかと数字的にも心理的にも思ったものです。
その後に徐々に回復しはじめて日経平均株価が19000円を超えて自身も年間の収支がプラスになった時には、心からホッとして、我慢して持ち続けて良かったと感じたものです。
このように私自身は16年12月9日(金)時点では年間でプラスになりました。
その中で、うまくいったことと失敗したことをひとつずつ取り上げますので、読んでくださった方に参考になればと思い紹介させていただきます。
まずは成功した話なのですが、ウェッジホールディングス (T:2388)の急騰です。
5年くらい前から、現在の単位ですと1株50円の頃から売買を繰り返しながら持ち続けている、まさに私の今までの投資生活の中で一番利益をもたらしてくれた銘柄です。
当時は、アジアでのオートバイリースが魅力的に感じながらも、洪水被害などで株価が低迷していたのですが将来を期待して、勝負銘柄のひとつとして持ち続けていました。
その銘柄が16年に1株1000円を突破した時は、とても感慨深かった気持ちになったのが印象に残っています。
こういう銘柄に出会うことはなかなかないですし、とてもうれしい出来事でした。
次は16年に失敗したことですが、新規上場にて公募で所得したアイモバイル (T:6535)です。
公募で取るのが初めてだったので、そのあたりで勉強不足な面があったのかもしれませんが、今でも持ち続けていて大きな含み損になっています。
上場前は公募で得た200株のうち100株はすぐに売却して、残り100株だけ持ち続ける予定だったのですが、上場後にジリジリ下がる展開となり、売るに売れない状況に追い込まれて、12月9日(金)時点でいまだに持ち続けています。
私自身、下がり続けるといつか戻るだろうと思って、売りに売れなくなることが多くて、今回がその典型的な失敗になったわけですが、買いうときに決めたことは私情を入れずに損切りをするべきだと反省しました。
16年も成功と失敗を繰り返しながらなんとかプラスで終わることが出来そうです。
プラスになったことで浮かれることなく、失敗を繰り返すことなく改めて17年が良い年になるように頑張っていかなければと思っております。
「2017年の展望」
17年の予想ですが、今までに例にないくらい予想することが難しい年ではないかと思っています。
というのも、16年の株価の上昇のきっかけとなったアメリカの大統領選挙での予想が専門家の方でも予想通りにならなかった方がほとんどだったからです。
なので、その後の予想なんてまさに困難ではないかと思います。
そんな中で17年のお話しをさせていただきますと、アメリカの次期大統領トランプ氏が就任する1月下旬頃までは期待を込めて堅調に推移するかもしれません。
ただ、就任後はその動きによって大きく上下が予想されるため、正直わからないというか自信がありませんというのが正直な気持ちです。
16年年末の株価の好調さはアメリカの大統領選挙がきっかけではありましたが、他にもアメリカ自身の景気の良さが経済指標にも出ていたので、上昇につながっていたと思います。
なので、17年も比較的底堅いとは思っています。
ただ、最近の上昇は期待の部分もあるので、トランプ氏の動きを見ながら徐々に期待から現実的になっていくと考えると次第に上が重くなる気もします。
なので、株価全体の上昇期待よりは個別で業績が良くなりそうな銘柄を重視したいと思っています。
その中で個人的に期待している銘柄がこの2つ。
テラプローブ {{|0:}}とJトラスト (T:8508)です。
どちらも16年は業績低迷で株価はいまひとつでしたが、業績不振の原因がはっきりしているため、17年のV字回復が期待できる銘柄として紹介します。
「2016年の振り返り」で紹介させていただいた、16年好調だったウェッジホールディングスについてですが、今後長期的な業績はかなり期待できるものの16年にかなり上昇したため、短期的にはかなり予想が難しくなっています。
ここは長く見ていてかなり癖のある動きをしますので、正直あまりお勧めしにくいところです。
ギャンブルとして勝負するのにはいいかもしれません。
自分自身は16年の上昇でかなり株数を減らしているので、上がったら売る、下がったら買うというようなスタンスになると思います。
12月9日(金)の時点で日経平均株価は19000円程度とかなり上昇していますので、16年に出た利益を現物株とは別に投資信託等に分散して堅実に運用するのもひとつの方法なのかもしれません。
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執筆者名:株マニア
ブログ名:株マニア~素人の投資生活実況中継~