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日本電産 (T:6594):10570円(-280円)
反落。
前日に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は372億円で前年同期比21%増益、通期予想は従来の1350億円から1400億円に上方修正している。
実績値、並びに、上方修正した通期予想は、ほぼ市場コンセンサス並みの水準であり、足元の円安進行で上振れ期待が高まっていた中、短期的な出尽し感が先行のもよう。
なお、500億円を上限とした自社株買い発表は支援材料と捉えられている。
ソフトバンクG (T:9984):8687円(+259円)
大幅続伸。
前日にアリババが10-12月期の決算を発表、営業利益は前年同期比66%増の207億元となっている。
好業績を好感して前日のアリババは買い優勢の展開になっており、同社の支援材料につながる格好のようだ。
また、ジェフリーズ証券では投資判断「バイ」継続で、目標株価を12500円から13200円に引き上げ、IoT分野におけるARMの成長が想定より早く実現する可能性と。
日立工 (T:6581):868円(-534円)
急落。
前日に特別配当580円の権利落ち日を迎えている。
これに伴い、HKホールディングスが実施するTOB価格870円にさや寄せの動きとなっているようだ。
HKホールディングスではTOB実施で全株取得を目指しており、同社はTOB実現とともに非公開化となる予定。
なお、TOB実施期間は1月30日から3月22日までとしている。
安永 (T:7271):1780円(+254円)
急伸。
前日に業績予想の上方修正を発表している。
営業利益は従来予想の10.2億円から14億円に上方修正、前期比では3.8倍の水準となる。
エンジン部品事業や機械装置事業におけるプロダクトミックスなどで利益率が好転することが背景。
第2四半期決算発表時には7.5億円から10.2億円に上方修正しているが、それに続く上方修正となる格好に。
ブレインパッド (T:3655):1685円(+265円)
急伸で上昇率トップ。
米国の画像処理半導体大手であるエヌビディアが開始した「NVIDIA Inception プログラム」のパートナー企業に認定されたと発表、買い材料視される格好になっている。
同プログラムは、画像処理半導体を用いて、ディープラニング手法を中心とした人工知能サービス、製品、アプリケーションを提供・開発中の企業を支援するもの。
AI関連としての位置づけ高まる形にも。
イントランス {{|0:}}:283円(+80円)
ストップ高。
同社が昨夏に和歌山県北西部の沖に浮かぶ人工島「和歌山マリーナシティ」の一部を取得し、カジノを含む統合型リゾート(IR)開発に向けて準備をしていることが一部メディアで取り上げられている。
この報道では、他の大規模な構想に埋もれて目立つ存在ではないものの、実現への障害は比較的少なく、国内カジノ1号案件のダークホースになるかもしれないと伝えている。
テックファム (T:3625):1375円(+55円)
4日続伸。
2月1日より世界のカジノゲーミング市場に関する調査サービスを日本国内の企業向けに提供開始すると発表している。
アメリカをはじめとした世界のカジノゲーミング市場の情報を収集し、顧客のニーズに合わせてカスタムしたレポートとして提供する。
調査レポートは1件あたり100万円から、年間で10社程度を見込んでいる。
一部メディアでも報じられ、材料視されているようだ。