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売上高が前期比18.4%減の629.71億円、営業利益が同84.9%減の6.30億円、経常利益が同60.5%減の13.98億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同62.0%減の10.17億円となった。
CS事業において主力のスマートフォン用コネクタが中華圏での競争激化や日系得意先の不振の影響を受け、低調な結果となった。
カーエレクトロニクス市場ではリアビューカメラ用のコネクタを中心に順調に拡大した。
また、ヘルスケア向けコネクタが大幅に拡大した。
一方、太陽光モジュール用コネクタの落ち込みにより前年を割り込む結果となった。
FC事業部においては主力のリモコンが国内向けで堅調に推移したが、セットトップボックス用で競合リモコンメーカーとの競争激化による数量減の影響を受け、前年を下回る結果となった。
一方、スイッチは、デジタルカメラ用では減少したが、車載用スイッチ、スマートフォン用スイッチは大きく伸張した。
TP事業部では主力の車載向けカーナビゲーション及びセンターコンソール用タッチパネル市場で静電容量方式への移行にともない製品価格が下落し前年を割り込む結果となった。
2018年3月期通期の業績予想は、売上高が前期比4.0%増の655.00億円、営業利益が同249.0%増の22.00億円、経常利益が同100.2%増の28.00億円、当期純利益が同86.8%増の19.00億円としている。