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ウィルグループ---17.3期は各事業とも好調に推移し2桁増収増益、2円増配を発表

発行済 2017-05-11 17:58
更新済 2017-05-11 18:00
ウィルグループ---17.3期は各事業とも好調に推移し2桁増収増益、2円増配を発表
6089
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ウィルグループ (T:6089)は10日、2017年3月期(16年4月-17年3月)連結決算を発表。
売上高は前期比34.6%増の605.99億円、営業利益は同37.3%増の19.63億円、経常利益は同34.9%増の19.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同46.1%増の10.11億円となり、直近の業績予想も上回った。


主力の3事業すべてが順調に推移したことに加え、新セグメントの介護ビジネス支援事業、海外の事業の拡大により2桁増収増益となった。


セールスアウトソーシング事業では、通信業界での派遣・請負売上の増加と、前連結会計年度に連結子会社化した(株)クリエイティブバンクが当期首より業績寄与したことにより増収増益となった。

コールセンターアウトソーシング事業では、スマートフォン市場の急速な拡大に伴うアフターサービスの需要を背景とし、操作説明を行うオペレータ等の増員需要の他、労働力人口の減少や企業のグローバル化を背景に成長しているBPO市場における案件拡大、金融業界等の新たな分野における案件拡大により増収増益となった。
ファクトリーアウトソーシング事業では、弁当の中食等の需要が堅調に推移する中、営業拠点を拡大し、食品製造業を中心とする取引の拡大、物流業界など新たな分野の拡大に注力し増収増益となった。
介護ビジネス支援事業では、介護士不足を背景に、介護施設に対する介護スタッフの派遣・人材紹介を中心に事業拡大し増収増益となった。

好調な業績を受け、同期末の配当予想の修正(増配)を発表し、前回予想の1株当たり12円から、2円増配の1株当たり14円に修正した。


2018年3月期通期の業績予想は、売上高が前期比23.8%増の750.00億円、営業利益が同14.6%増の22.50億円、経常利益が同13.6%増の22.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.8%増の11.00億円と計画している。



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