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ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、コンビクション・リストに新規採用としている。
目標株価は720円から775円へ引き上げ。
社会インフラ事業での不採算案件の影響一巡の恩恵、風力発電案件や工場/プラントのIoT対応などIT案件の恩恵が想定以上となる可能性などは十分に織り込まれていないと判断。
18年度業績の想定比上振れ確度が高まると、見直しが進むとしている。
(T:3632) グリー 1095 +49大幅続伸で高値を更新。
前日に新作アプリ「戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED」の配信を開始している。
無料アプリランキングではトップ、セールスランキングでも上位に登場と好調なスタートを切っている。
さらに直近リリースした「シノアリス」はセールスランキングでトップに立っている。
「ダンメモ」も好調を持続しており、相次ぐヒットタイトルの登場で業績面での期待も高まる展開に。
(T:4043) トクヤマ 543 +48大幅反発。
東海東京証券では投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を490円から740円にまで引き上げている。
太陽電池向け多結晶シリコン事業の売却などの構造改革が概ね終了、今後は各事業において拡販の段階に入る局面としている。
今期営業利益は会社計画360億円に対して410億円を予想、増益を確保するとみているようだ。
(T:8227) しまむら 13640 -310大幅続落で年初来安値を更新。
前日に第1四半期の決算を発表。
営業利益は105.1億円で前年同期比12.7%減益、3-4月の気温低下で春物・初夏物の販売が低調に推移したようだ。
また、人件費増など販管費の抑制が限定的であった。
会社側では、7月以降の売上底打ちを見込んで通期予想は据え置いているが、未達懸念なども高まる格好に。
(T:8233) 高島屋 1085 -33大幅続落。
前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は80億円で前年同期比5.1%増益となった。
訪日外国人の免税売上高拡大、富裕層の堅調な消費推移などを背景に増収増益となった。
通期予想は据え置きへ。
実績は市場コンセンサス水準でサプライズはないものの、比較的株価は高値圏にあり、いったんは出尽くし感が優勢の展開に。
また、足元では免税売り上げの最盛期が近づきつつあるとの指摘も。
(T:4661) OLC 7509 -231大幅続落。
前日に自己株式の取得終了を発表している。
5月1日から6月30日までを取得期間に、発行済み株式数の1.05%に当たる350万株、200億円を上限とした自社株買いを行ってきたが、先週までで取得上限額までの取得が終了している。
5月から株価は大きく上昇、需給インパクトは強かったとみられ、反動を警戒する動きが先行した。
(T:9984) ソフトバンクG 9247 -11伸び悩みマイナスに転じている。
米スプリントがTモバイルとの合併交渉を保留と海外紙で伝わったことがマイナス視されている。
スプリントはチャーター、コムキャストと優先的に協議していくもようだ。
米通信事業に対する不透明感が高まる形に。
一度は断念したスプリントとTモバイルの合併実現に向けて、6月以降、同社と独ドイツテレコムなどとの協議が始まっていた。
メガバンク三菱UFJ (T:8306)などメガバンクは揃って堅調な展開。
イタリアの銀行救済策を受けて海外銀行株が上昇、国内メガバンクにも買いが波及する展開となった。
イタリア政府では、銀行2行の破綻処理に最大170億ユーロをコミット、イタリアの銀行救済としては過去最大となるようだ。
また、本日は銀行株に対して、海外投資家のまとまった資金流入観測もあがっていたようだ。
(T:6703) OKI 1559 -69大幅反落。
ゴールドマン・サックス証券が投資判断を「中立」から「売り」に格下げしており、売り材料視されている。
目標株価も1420円から1350円に引き下げている。
今後6-12ヵ月程度は、ATM事業の改善は緩慢となる可能性が高く、株価の重石になると判断しているもよう。
なお、ゴールドマンでは、ローム (T:6963)の投資判断も中立から売りに変更している。
(T:4716) 日本オラクル 7110 +210大幅続伸。
前日に前5月期の決算を発表している。
17年5月期営業利益は525億円で前期比5%増益、ほぼ市場予想の範囲内での着地となっている。
今期計画は、売上高が同1-4%増の水準、EPSが287-297円としている。
営業利益計画は非開示だが、予想EPSの水準からは小幅増益を想定のようだ。
特別配当はなく、前期の配当金は実質大幅減配となるが、織り込み済みと捉えられている。
安定した収益成長を評価する動きが優勢に。