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Jリース Research Memo(2):九州が地盤の家賃債務保証専業大手、東日本に積極展開し業績伸ばす

発行済 2017-06-30 16:22
更新済 2017-06-30 16:33
Jリース Research Memo(2):九州が地盤の家賃債務保証専業大手、東日本に積極展開し業績伸ばす
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■会社概要

1. 会社概要と沿革
ジェイリース (T:7187)は2004年に、現社長の中島拓氏が大分県で設立した。
当初から地域に密着した家賃債務保証サービスを行い、宮崎、熊本と支店を増やし九州の基盤を固める。
2010年には、東京、新潟、宇都宮に支店展開し、東日本進出に着手。
2013年からは名古屋、大阪などにも展開し、全国の主要都市に拠点を拡げている(2017年5月時点で全国21拠点)。
同社の特徴は多様な商品プランと迅速なサービス(審査や入金)であり、中小の不動産会社からの支持は厚く、11,000件の不動産会社と協定を結ぶ。
2016年6月に東証マザーズに上場した。


2. 事業構成
同社の事業は、「家賃債務保証事業」と「不動産仲介事業」に分かれる。
主力の「家賃債務保証事業」は、賃貸住宅の入居予定者の連帯保証人の替わりに保証を引き受け、不動産オーナーに対して滞納時の代位弁済などにより安定的な家賃収入を保証するサービスである。
売上高構成比は97.6%(2017年3月期)、利益構成比は98.5%(2017年3月期)を占める。
「不動産仲介事業」は、子会社あすみらい(株)において、外国人に対する賃貸住宅の提供、不動産物件の売買及び賃貸の仲介を行う。
売上高構成比は2.4%(2017年3月期)、利益構成比は1.5%(2017年3月期)と規模は小さい。


地域別には東日本の伸びが大きく、東日本の売上構成比は37.4%(2016年3月期)から46.5%(2017年3月期)まで上がった。
2018年3月期には、東日本が西日本を逆転する計画だ。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

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