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「今話題の仮想通貨、初心者にオススメのビットコイン投資法とは?」セミナーに潜入

発行済 2017-07-10 21:24
更新済 2017-07-10 21:33
「今話題の仮想通貨、初心者にオススメのビットコイン投資法とは?」セミナーに潜入
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2017年6月29日(木)18時30分から、東京・青山の小原流会館地下2階の大ホールで、「今話題の仮想通貨、初心者にオススメのビットコイン投資法とは?」というテーマのセミナーが開催された。
主催したのは株式会社フィスコ (T:3807)。
100人を超える人たちが、このセミナーに参加した。
このセミナーは、株式会社フィスコ仮想通貨取引所の取締役で、ビットコインアナリストの田代昌之氏が『フィスコ仮想通貨取引所で始める「ビットコイン取引超入門』という書籍を出版したことを記念して、開催されたという意味合いもある。


■フィンテックとビットコイン

八木隆二氏
第一部は、株式会社カイカ (T:2315)の会長でフィスコ仮想通貨取引所の取締役である八木隆二氏による、「ビットコインを中心とする仮想通貨ビジネスの展望」だ。
フィスコ仮想通貨取引所は、上場3社による合弁会社であると説明したあと、フィンテックとビットコインの関係についてつぎように語る。

「フィンテックとは、既存の金融システムをIT技術によって、より便利にしようというもので、ビットコインとは、国家や銀行などの中央集権機構を不要とする、新しい金融を実現しようというもので、フィンテックとビットコインはまったく似て非なるものである」

■ブロックチェーンとは?

そして、ブロックチェーンの定義についても解説する。

「ひとつの合意された状態をネットワーク全体で共有する技術のことである。
ビットコインに代表される仮想通貨は、ブロックチェーンによって、その総量、各人の保有比率、変化の経緯情報を共有する特殊な分散データベースである」
そして、約10分に一度、ブロックができあがり、それを暗号署名によって閉じて、次のブロックということで接続していく。
これが世界中の何万何千というノードのなかで保存される。

ブロックチェーンは、社会インフラを刷新する可能性があり、ブロックチェーンを使うことで、中央集権的な仕組みがなくても、社会インフラがよくなり、新しい金融インフラが生まれる可能性がある。


■ICOとは?

さらに、八木さんはICOについても触れる。

「ICOとは、イニシャル・コイン・オファーリングの略で、新しいデジタル通貨トークンを発行することで、資金を調達する方法のことです。
狭義には、新規の暗号通貨プロジェクトが、アーリーアダプター(初期採用者=革新的な技術に敏感な人たち、支持者)にお金と引き替えに、売り渡すこと。
アメリカではICOが盛んで、ビットコイン建て、イーサリアム建てで資金を調達するプロジェクトがいくつもできているそうだ。
発行されたトークンが、取引所で取り引きされるようになると、将来的な値上がりが期待できる。

「フィスコとしては、仮想通貨やトークンを用いることで、さまざまな金融サービスを実現していきたい」と、第一部を締めくくった。


■「ビットコイン」とは何か

田代昌之氏
第二部は、フィスコ仮想通貨取引所取締役で、ビットコインアナリストの田代昌之氏による、「ビットコイン投資法」のセミナーである。

田代さんは、「ビットコイン」とは何か、から話をはじめた。

「ビットコインは、4月に施行された改正資金決済法では、ビットコインをはじめとする仮想通貨は、パソコンやスマートフォン上で利用する支払い手段のひとつとされています。
現在は、世の中に仮想通貨が多数存在するが、ビットコインはそれら仮想通貨のなかでも、実用レベルで利用できるものとしては、もっとも早く登場した。
ビットコイン以外の仮想通貨は総称してアルトコインというが、現在、700種類以上存在する」
そして、仮想通貨市場全体の時価総額は、2017年4月は3兆円規模だったが、現在は、12兆円にまでふくらんでいる。

「ビットコインでは、銀行や国家のような中央管理体やサーバー機器を経由せず、ユーザー同士がインターネットを通じて、直接的に価値を取引・交換できる仕組みが採用されている。
この仕組みは『ブロックチェーン』と呼ばれる仮想通貨以外のあらゆる分野で幅広う応用が期待されています」と続ける。

「ビットコインは中央サーバー不要の分散管理となっていることで、さまざまなメリットがあります。
ひとつは、仲介業者を介すことなく、個人対個人の間で送金できること。
海外、国内の区別はありません。
ふたつめは、送金手数料が既存の金融機関より安い。
着金までの時間が既存の——とくに海外の——金融機関より早い(約10分)ことです」
さらに、ビットコインは、寄付との相性がいい。
カナダのユニセフなどはビットコインでの寄付を受けつけているほか、日本でも2015年、赤十字に渡すための支援金をビットコインで集めるなどの活動が行われていた。


■ビットコイン投資の特徴

1単位(BTC)の価格は高いものの、小数点で細かく分割して取引をできるため、取引可能な最小単位としては、安価で取引をはじめることが可能である。
FXなどと同様に、原則として、24時間取引ができる。

仮想通貨取引では、各取引所でマーケットが成立している。
この点、原則として、証券会社を経由して証券取引所でマーケットが成立する株式取引とは異なっている。

現在、10社意上の取引所が日本国内には存在している。
各取引所によって、最低取引額など、細かい取引条件が異なっている。

ビットコイン取引をはじめるには、フィスコ仮想通貨取引所の場合、通常の銀行口座の開設と同様に、ビットコイン取引をはじめるためには、各取引所に本人確認書類(免許証など)を提出して、承認を受けることが必要である。
多くの取引所では、ネットで本人確認の書類をアップロードすることができるようになっている。

流れとしては、フィスコ仮想通貨取引所でアカウントを開設→メールアドレスを入力→メールのURLにアクセス→基本情報登録→本人確認書類を提出→日本円を入金する→ビットコインを売買する、となる。


■分析手法

投資における主な分析手法としては、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析がある。
ビットコインの取引でも、その基本は同じである。
これらの分析手法を組み合わせて、自分で投資判断をしていく。

テクニカル分析とは、チャート(株価の動き)をもとに判断する。
ファンダメンタルズ分析とは、景気や金利など、基礎的な経済動向から判断することである。
テクニカル分析として有用なものは、単純移動平均線とボリンジャーバンドである。
ほとんどの取引所で利用できる。

一方、ファンダメンタルズ分析の要素としては、(1)金融危機や法定通貨に対する不安感、(2)ビットコインの「半減期」、(3)ビットコイン特有の技術的トピック、たとえば、「スケーラビリティ(取引処理能力)」関連のニュースなど、である。


□(1)金融危機や法定通貨に対する不安感
ビットコインは、どこかの国家で金融危機が起こった場合や、既存の法定通貨に対する不安感が高まった場合に、リスク分散先として購入されて価値が上昇するケースがある。
中国緒購入者が多いことから、中国の法規制や人民元の動きにも大きく影響を受けるケースが過去にあった。


□(2)ビットコインの「半減期」
ビットコインの価格は、採掘者に与えられる報酬が半減するタイミングが「半減期」の前後にも価格が変動する。
とりわけ、「期待買い」と呼ばれる現象から、半減期の前に価格が上昇するケースが過去にあった。
ビットコインの新規発行量が半減するタイミングが、約4年に一度、設定されているのだ。


□(3)ビットコイン特有の技術的トピック
「スケーラビリティ(取引処理能力)」の問題は、ビットコインの技術面に関して現在とても緊張度の高い話題であるため、その問題の趨勢によっては価格が大きく変動するケースがある。
スケーラビリティ問題の展開によっては、ビットコインが数種類のタイプに分裂する可能性が生まれる。

各種セキュリティの問題に注意するほか、ビットコインはボラティリティ(価格変動)が高いため、ファンダメンタルズの動向にも十分注意が必要である。


■ビットコイン価格が将来的に上昇する理由は?

これまでにない価格高騰は、ビットコインに新たな資金が流入していることが想定される。
世界的に取引量は増加しており、とくに、日本と韓国の取引所の取引量が増えている。

ビットコインは、発行量の上限が決まっていることも、価格の上昇の理由になり得る。

2100万BTCまでしか発行されない→全世界の人口は約73億人、ビットコインの発行量は最大2100万BTC、そもそも1人当たり0.0029BTCしか、ビットコインは発行されない→今後のビットコインは→世界中で決済できるところが増えている(需要増)→自国通貨の信用性が低い国の人はビットコインに換えて資産防衛する(需要増)→そもそも数量が少ないビットコインを世界中の人がほしがれば、重要過多に。
価格が上昇する可能性は極めて高い。


■急ピッチで拡大するビットコイン支払店舗

国内では、ビットコイン支払ができる店舗は、現在、4500カ所程度に留まるが、ビックカメラ有楽町店と新宿東口店で仮想通貨のビットコインによる決済が4月7から試験導入されたし、リクルートライフスタイルは、タブレットを使ったPOS(販売時点情報管理)レジアプリ(Airレジ)を使う店舗が希望すれば、ビットコインで支払えるようにする→リクルート加盟店とビックカメラの導入によって、26万店(Airレジ仕様店舗)に急拡大したし、38万店のSuicaや47万カ所のEdyの規模に近づいた→ビットコイン普及拡大の追い風になっている。

そして、田代さんは、注目のアルトコインについて話をしたあと、セミナーを締めくくった。

フィスコ仮想通貨取引所で始める「ビットコイン取引」超入門
最後に、フィスコ仮想通貨取引所の代表取締役である越智直樹氏が挨拶に立ち、セミナーは無事、終了した。
セミナー参加者には、『フィスコ仮想通貨取引所で始める「ビットコイン取引超入門』という田代氏の著書が配られた。



【ニュース提供・エムトレ】


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