北興化学工業 (T:4992)は、7月11日、2017年11月期第2四半期決算を発表。 売上高が前期比0.3％増の250.85億円、営業利益が同4.6％増の24.85億円、経常利益が同52.6％増の33.83億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同66.8％増の25.52億円だった。
あわせて自己株式取得を発表。
株式の取得価格の総額は3億円を上限としている。
農業事業では国内の水稲用除草剤などの流通在庫の影響により国内販売が減少したものの、主にアジア向けに海外販売が増加。
製造原価の低減と販売費及び一般管理費の削減により増益を確保。
ファインケミカル事業では電子材料および医農薬分野での販売が堅調に推移したものの海外子会社の利益減少により減益での着地。
2017年11月期の通期業績は売上高が前期比0.2％増の402.0億円、営業利益が同8.7％減の22.5億円、経常利益が同4.4％増の29.0億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.8％増の20.0億円の見込み。