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日経平均;20157.92;+58.11TOPIX;1623.79;+4.68
[寄り付き概況]
14日の日経平均は続伸でスタートした。
13日の米国市場では、経済指標の底堅さが好感されたことに加え、イエレンFRB議長が議会証言で利上げに慎重な姿勢を示したことで投資家心理が改善し、緩やかに上昇する展開となった。
為替相場は1ドル113円台40銭台で推移しており、円高進行は一服している。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円高の20115円となった。
これを受けて本日の日経平均は買い先行となった。
国内の3連休や海外の主要経済指標発表を控えて、上値が重たい展開となっている。
それに加えて、前日に第3四半期決算発表を行ったファーストリテ (T:9983)が進捗遅れが懸念される格好となり、売り込まれていることも相場の重しとなっている。
セクターでは、ゴム製品、銀行業、鉄鋼、パルプ紙、繊維製品が堅調。
売買代金上位では、ソフトバンクG (T:9984)、ソニー (T:6758)、日立 (T:6501)、ファナック (T:6954)、三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)、セコム (T:9735)、日東電工 (T:6988)が堅調。
一方で、ファーストリテ (T:9983)、任天堂 (T:7974)、東京エレクトロン (T:8035)、KLab (T:3656)、SUMCO (T:3436)、東芝 (T:6502)はさえない。
(アナリスト 雲宮祥士)