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日経平均;19970.78;-29.13TOPIX;1616.85;-3.63
[寄り付き概況]
19日の日経平均は続落でスタートした。
前日の米国市場では、米金融株の下落に加え、共和党上院がオバマケア代替法案の採決を断念したことで、減税法案など重要法案の成立期待が後退し、軟調推移となった。
一方で、SOX指数は上昇し、ハイテク株の選好は目立った。
現在為替相場は1ドル111円90銭台で推移しており、前日比円高に振れている。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の19970円となっており、225先物にサヤ寄せする格好から、本日の日経平均は売り先行となった。
その後は、20000円を下回った水準での小動きとなっている。
セクターでは、その他金融、証券・商品先物取引業、保険業、ガラス土石がさえない。
売買代金上位では、トヨタ自 (T:7203)、みずほ (T:8411)、7&iHD (T:3382)、日産自 (T:7201)、SUBARU
(T:7270)、第一生命HD (T:8750)、ファナック (T:6954)がさえない。
一方で、18年2月期上期の見通しの上方修正を発表した東宝 (T:9602)が上昇しているほか、任天堂 (T:7974)、東芝 (T:6502)、ソフトバンクG (T:9984)、花王 (T:4452)、昭和電工 (T:4004)は堅調。
(アナリスト 雲宮祥士)