🟢 市場は上昇しています。当社コミュニティの12万人を超えるメンバーは、すべてそれにどう対応すべきか知っています。
お客様もお分かりですよね。
40%割引で開始

能美防災 Research Memo(1):積極投資からのリターン獲得に期待

発行済 2017-07-19 17:01
更新済 2017-07-19 17:33
能美防災 Research Memo(1):積極投資からのリターン獲得に期待
6744
-
■要約

能美防災 (T:6744)は、日本を代表する防災設備システム会社。
リーディングカンパニーとして、空港、道路・トンネル、船舶、工場・プラント、LNG基地など様々な分野で業界初のシステムを提供している。
東京五輪を控え、競技施設だけでなくホテルなど宿泊施設での需要が見込まれる。
また、2008年9月のリーマンショック後は一時低迷したものの、機器・設備の更新需要は安定している。
恒常的な年間設備投資が10億円程度であるのに対し、次世代防災への進化のために過去3期は年30億~40億円の投資をした。
今後は、積極投資からのリターン獲得に期待したい。


1. 5期連続増配を計画
2017年3月期は、創立100周年を迎え、記念配当として1株当たり2円の増配とした。
2018年3月期は、2017年3月期の記念配当を普通配当とした上で、さらに1円増配し、年25円を計画している。


2. 新製品 消火剤噴霧自動消火システム「SPlash α」の発売を開始
消防関係法令の改正により、2016年4月に病院・診療所などのスプリンクラー設置義務基準が変更された。
それに呼応して、同社は消火剤噴霧自動消火システム「SPlash α」の発売を開始した。
従来のスプリンクラー設備に比べ導入コスト、既存設備への負荷、工事期間や工事中の騒音などで優れている。
戦略商品として販売攻勢をかける。


3. 中期経営計画「project30 ~次世代防災への進化~」
同社は2016年末に創立100周年を迎えており、現在の中期経営計画では『次世代防災への進化』をコーポレート・ビジョンとする。
防災事業の基盤を強固にし、社会の変化に対応する次世代防災システム・サービスの開発に取り組む。
今8月にメヌマ工場に研究・PR実験棟が竣工する予定で、今下期から営業促進に寄与する。
また、生産機能を強化するため、メヌマ工場の近傍に新たに土地・建物を取得しており、こちらも今8月から稼働する予定である。


■Key Points
・連続増配で、2018年3月期は1株当たり25円配当を計画
・消防関係法令改正に伴い、新製品「SPlash α」を投入
・生産・実験施設等へ積極投資しており、今後はリターン獲得に期待

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます