■ハイアス・アンド・カンパニー (T:6192)の業績動向
3. 財務状況と経営指標
財務状況は良好である。
2017年4月末の総資産は前期末比367百万円増加し、1,905百万円となった。
内訳を見ると、流動資産は前期末に比べ159百万円増加した。
これは、現金及び預金が99百万円、売上債権が28百万円増加したためだ。
また、固定資産は同208百万円増加した。
これは、2017年3月期において、本社ビルを移転し内装工事などの建物・構築物や敷金・保証金が増加したことによる。
一方、負債は741百万円となり、前期末に比べ116百万円増加した。
主な要因は、会員企業からの会費やアール・プラス・マテリアルの前受金など事業拡大に伴う流動負債の増加によるものである。
借入金については、47万円減少した。
また、純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益計上等により利益剰余金が185百万円増加したことなどから、同251百万円増加し1,163百万円となった。
キャッシュ・フローの状況について見ると、2017年4月期末の現金及び現金同等物は1,226百万円となり、前期末に比べ98百万円増加した。
営業活動によるキャッシュ・フローは313百万円の収入となった。
法人税等の支払額 103百万円が計上されたものの、税金等調整前当期純利益289百万円が計上されたためだ。
投資活動によるキャッシュ・フローは197百万円の支出となった。
これは、本社移転に伴う有形固定資産の取得による支出138百万円、敷金差入れによる支出106百万円があったためだ。
また、財務活動によるキャッシュ・フローは17百万円の支出となった。
これは、株式発行による収入34百万円があったものの、長期借入金の返済による支出47百万円があったためだ。
経営指標を見ると、安全性を表す指標は、前受金その他流動負債の増加により流動比率がやや悪化したが、これは期末時点の一時的なものであり、自己資本比率・有利子負債比率が前期比改善するなど、業績拡大に伴いバランスシートの構成の変化を反映しているものと考える。
収益性を表す指標についても高い水準にあり、財務状況は良好である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹)
3. 財務状況と経営指標
財務状況は良好である。
2017年4月末の総資産は前期末比367百万円増加し、1,905百万円となった。
内訳を見ると、流動資産は前期末に比べ159百万円増加した。
これは、現金及び預金が99百万円、売上債権が28百万円増加したためだ。
また、固定資産は同208百万円増加した。
これは、2017年3月期において、本社ビルを移転し内装工事などの建物・構築物や敷金・保証金が増加したことによる。
一方、負債は741百万円となり、前期末に比べ116百万円増加した。
主な要因は、会員企業からの会費やアール・プラス・マテリアルの前受金など事業拡大に伴う流動負債の増加によるものである。
借入金については、47万円減少した。
また、純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益計上等により利益剰余金が185百万円増加したことなどから、同251百万円増加し1,163百万円となった。
キャッシュ・フローの状況について見ると、2017年4月期末の現金及び現金同等物は1,226百万円となり、前期末に比べ98百万円増加した。
営業活動によるキャッシュ・フローは313百万円の収入となった。
法人税等の支払額 103百万円が計上されたものの、税金等調整前当期純利益289百万円が計上されたためだ。
投資活動によるキャッシュ・フローは197百万円の支出となった。
これは、本社移転に伴う有形固定資産の取得による支出138百万円、敷金差入れによる支出106百万円があったためだ。
また、財務活動によるキャッシュ・フローは17百万円の支出となった。
これは、株式発行による収入34百万円があったものの、長期借入金の返済による支出47百万円があったためだ。
経営指標を見ると、安全性を表す指標は、前受金その他流動負債の増加により流動比率がやや悪化したが、これは期末時点の一時的なものであり、自己資本比率・有利子負債比率が前期比改善するなど、業績拡大に伴いバランスシートの構成の変化を反映しているものと考える。
収益性を表す指標についても高い水準にあり、財務状況は良好である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹)