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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長: 7期連続増配を続け、株主還元策にも積極的なモリトに注目

発行済 2017-08-14 13:34
更新済 2017-08-14 14:00
【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長: 7期連続増配を続け、株主還元策にも積極的なモリトに注目
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以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。


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※2017年8月9日15時に執筆


中・長期目線の個人投資家にとっては、株主還元の強化策を積極的に打ち出す企業はまさにダイヤの原石。


例えば、企業が配当性向を引き上げると、市場での人気も高まり株価自体の値上がりも期待できます。
まさに、インカムゲイン(株主配当)とキャピタルゲイン(株価の値上がりに寄る売却益)をダブルで狙える状態ですね。


とは言え、単に配当性向を引き上げた企業の株を闇雲に購入するのは危険です。
本業の売上高・利益が増えている事で余裕資金が積み重なり、株主への還元策の一環として配当性向を引き上げるという裏付けをきちんと取る必要があります。


そこで今回は、株主還元策を積極的に取り組んでいるモリト (T:9837)に着目していこうと思います。




■モリト (T:9837)の基本情報
市場:東証1部

服飾資材や自動車内装品を手がけるのが、1908年創業のモリト (T:9837)です。
2014年には米国のスコーヴェル社を買収し、金属ホックでは世界首位に躍進。
2016年の年末には、東証1部に昇格しています。


国内の服飾資材は堅調に推移しており、アジア地域や欧米地域でも円高での目減りは期初で一巡。


モリト (T:9837)は、前期まで7期連続で増配中。
加えて、今期から配当性向を30%から50%以上に引き上げています。
これまで4期連続で営業増益を続けていることから、この4年で配当は2倍に増大。
さらには、7月まで実施していた自社株買いなども含め、今まで以上に株主還元策に積極的に取り組んでいく方針のようです。



■モリト (T:9837)のチャート分析

モリト (T:9837)の日足チャートを見てみると、

・2016年12月13日の安値 792円
・2017年6月1日の安値 878円

を結んだラインが下値支持線として株価を下支えしています。


一方の上値抵抗線は、

・2017年2月17日の高値 1,018円
・2017年7月12日の高値 947円

を結んだラインが意識されていました。


下値支持線と上値抵抗線の間でもち合い相場を形成していましたが、8月に入り大きく上昇を開始。
株価4桁への再挑戦も視野に入ってきました。


株価も900円台と10万円以下で購入できる事に加え、PER、PBR共にまだまだ割安な水準にあります。
長期保有を前提とした銘柄としては、個人投資家の皆様にとっても入りやすい1銘柄ではないでしょうか。



毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。


「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思いますので、一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。



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執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏


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