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15日の米国市場では北朝鮮情勢への警戒感後退により買いが先行する一方、利益確定の動きも広がり、NYダウは5ドル高で取引を終えた。
円相場は良好な米経済指標を受けてやや弱含んでいたが、日経平均は前日に200円超上昇した反動から2円安でスタートした。
寄り付き後は前日終値を挟んだ小動きが続き、日中の上下の値幅は約58円にとどまった。
手掛かり材料に乏しく、商いは低調だった。
個人投資家の物色は中小型株に向かい、規模別では小型株のみ上昇した。
大引けの日経平均は前日比24.03円安の19729.28円となった。
東証1部の売買高は14億3539万株、売買代金は1兆8757億円だった。
業種別では、その他金融業、建設業、ゴム製品が下落率上位だった。
一方、石油・石炭製品、水産・農林業、空運業が上昇率上位だった。
個別では、売買代金トップの任天堂 (T:7974)が小幅に上昇したほか、ソニー (T:6758)、富士フイルム (T:4901)、みずほ (T:8411)などがしっかり。
一部証券会社の目標株価引き上げが観測されたアルプス電 (T:6770)や、リクルートHD (T:6098)、SUMCO (T:3436)
の上昇が目立った。
中小型株ではKLab (T:3656)の活況が続いた。
また、月次動向が好感されたペッパー {{|0:}}や、注目ゲームに関するリリースが材料視されたenish (T:3667)などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
一方、トヨタ自 (T:7203)、ファナック (T:6954)、ファーストリテ (T:9983)などが軟調で、三菱UFJ (T:8306)、ソフトバンクG (T:9984)、三井住友 (T:8316)は小安い。
ドンキHD (T:7532)は決算を受けて売りが先行した。
また、スノーピーク (T:7816)、ニチイ学館 (T:9792)、キトー (T:6409)などが東証1部下落率上位に顔を出した。