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日立、KLab、第一三共など

発行済 2017-08-30 16:23
更新済 2017-08-30 16:33
日立、KLab、第一三共など
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(T:6501) 日立 744.4 +20.4続伸。
今期営業利益は前期比7%増の6300億円予想から最大500億円程度上振れる公算があると報じられている。
第1四半期業績の想定以上の好調、期初に織り込んだリスク費用の軽減、対ユーロでの円安効果などが背景のもよう。
国際会計基準での過去最高益6413億円を上回る見通しと。
市場コンセンサスは6350億円程度で会社計画並みにとどまっており、想定以上の好業績として評価が高まる展開に。


(T:7825) ダンロップス 1430 +185大幅続伸。
住友ゴム工業 (T:5110)が来年1月に吸収合併すると発表している。
本体の資金力や素材技術を生かして、海外売り上げの拡大を図っていく狙い。
吸収合併は株式交換で実施、交換比率は1:0.784としている。
前日の住友ゴム工業の終値を基準とすると、理論株価は1388円となるが、住友ゴム工業が株式交換に向けた自社株買いの実施を発表して買い優勢となっているため、同社も連動する展開に。


(T:4042) 東ソー 1269 +44大幅続伸。
みずほ証券では投資判断「買い」継続で、目標株価を1300円から1450円に引き上げている。
クロル・アルカリを中心に業績予想を上方修正、今期営業利益は会社計画1000億円に対して1180億円と増益確保を予想しているもよう。
今後5年程度は世界的に電解の能力増強計画が限定的であることなどから、1000億円程度以上の営業利益水準を維持すると想定している。


(T:3656) KLab 2025 -225大幅続落。
「うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live」の配信を28日よりスタートさせている。
配信開始直後こそ買い優勢の場面も見られたが、その後は徐々に出尽くし感が台頭する形に。
もともと期待感が高かったアプリであり、配信開始接近への期待感が足元の株価上昇の背景にもなっていた。
同アプリで協業しているブロッコリー (T:2706)の下げもきつく、ゲームセクター全体にも影響を与える格好。


(T:3157) ジューテックH 1063 +150ストップ高比例配分。
9月5日付で東証2部から東証1部へ指定変更されることになったと発表、TOPIX連動型ファンドなどによる買い需要を先取りする格好となった。
流動性に乏しく、売買インパクトは相対的に大きくなるといった見方にも。
また、同時に中本パックス<
7811>も同様に1部に市場変更、本日は大幅反発する動きに。


(T:4246) DNC 1698 -59大幅続落。
野村証券が投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げしており、マイナス材料視されているもようだ。
目標株価は1850円としている。
株価上昇により今後の業績改善は織り込まれ、PER水準からの割安感は薄れたと判断しているようだ。
マツダ (T:7261)
向けでの付加価値上昇やマツダ外向け拡販など、中期的な業績拡大確度の高まりを見極めたいとしている。


(T:4568) 第一三共 2469 +74続伸。
米国子会社では、抗HER2抗体薬物複合体DS-8201が米国FDAに画期的治療法に指定されたと発表している。
医師によるDS-8201の関心の高まり、フェーズ2試験への患者登録を早める一助などにつながっていくとの期待感が優勢に。
比較的、市場の期待値は高くなかったとみられ、ポジティブな反応が強まる展開になった。


(T:6269) 三井海洋 2437 +106大幅反発。
SMBC日興証券では投資判断を新規に「1」、目標株価を3100円に設定している。

プラント各社がプロジェクトの追加費用に苦しむなかでEPC粗利益率は2ケタを超えているとみられること、原油価格の上昇を背景として今期中に大型FPSO案件を2件以上は受注できるとみられること。
その他、PER水準は18年12月期予想をベースに10倍を割り込んでいる状況と割安感が強いことなどを好評価の背景としている。


(T:5541) 大平洋金 311 +29大幅反発。
マッコーリー証券では投資判断を「アンダーパフォーム」から「アウトパフォーム」に一気に2段階格上げ、目標株価も240円から330円に引き上げているもよう。
ニッケル市況の上昇などを想定して、今期営業損益は17億円の赤字から5億円の赤字に上方修正。

会社計画の83.7億円の赤字や60億円強の赤字とみている市場予想を上回ると予想。
なお、来期は29億円の黒字に転じるとみているようだ。

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