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グリムス Research Memo(5):高い収益性とともに健全性を確保

発行済 2017-09-22 16:05
更新済 2017-09-22 16:34
グリムス Research Memo(5):高い収益性とともに健全性を確保
3150
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■グリムス (T:3150)の業績動向

3. 財務状況及びキャッシュ・フローの状況
2017年3月期末の現金及び預金が前期末比360百万円増加した一方、売掛金が同258百万円減少したことなどから、流動資産は同141百万円増加した。
また機械及び装置を中心に有形固定資産が同353百万円増加したことから、固定資産は同387百万円増加した。
以上から資産合計は同528百万円増の5,363百万円となった。


負債合計では買掛金の前期末比126百万円減少を主因に流動負債が同135百万円減少したが、長期借入金が170百万円増加したことなどから固定負債は同190百万円増加した。
この結果、負債合計は同55百万円増の2,431百万円になった。


純資産合計は前期末比473百万円増の2,931百万円であった。
これは親会社株主に帰属する当期純利益の計上により505百万円増加したことが主因である。


2017年3月期末の自己資本比率は54.4%、また流動比率も314.5%と高く、財務の健全性は高い。
ROEも18.8%と前期の17.5%からさらに上昇し、収益性も向上している。


2017年3月期のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは769百万円の収入となった。
税金等調整前当期純利益796百万円、売上債権の減少258百万円が増加要因となったものの、法人税等の支払額326百万円が減少要因となった。


投資活動によるキャッシュ・フローは473百万円の支出になった。
有形固定資産の取得による支出431百万円が主因である。


財務活動によるキャッシュ・フローは64百万円の収入にとどまった。
これは、長期借入れによる収入630百万円があったものの、長期借入れの返済による支出517百万円と配当金の支払額57百万円が影響した。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)

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