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東京ドーム、ツムラ、T&Gニーズなど

発行済 2017-11-17 15:42
更新済 2017-11-17 16:00
東京ドーム、ツムラ、T&Gニーズなど
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(T:9681) 東京ドーム 1098 +63大幅続伸。
業績予想の上方修正並びに増配を発表しており、ポジティブに捉えられている。
18年1月期営業利益は106億円から110億円へ引き上げたほか、純利益は60億円から78億円と一転増益予想に増額。
東京ドームにおけるコンサートイベントの開催が順調に推移しているほか、固定資産除却損などの費用計上も想定を下回ったようだ。
配当予想は従来の12円から18円に引き上げ、前期実績比では4円の増配に。


(T:4540) ツムラ 3945 -195大幅反落。
クレディ・スイス証券では投資判断を「ニュートラル」から「アンダーパフォーム」に格下げ、目標株価も4000円から3600円に引き下げている。
中国平安保険との資本業務提携は、短期的に株価及び業績リスクとなる可能性が高いと判断のもよう。
新株発行により約10%の希薄化があるほか、当面は事業コストが先行して計上されるため、21年3月期までは減益を予想としている。


(T:4587) PD 3520 +280大幅続伸。
独バイエル社と新規の共同研究開発契約を締結したと発表している。
がんや心疾患が主なターゲットとみられ、今期に契約一時金を受領して、開発進展に伴ってマイルストーン、ロイヤルティを受領することになる。
契約一時金は非開示だが、マイルストーン合計は最大で1245億円となるもよう。
業績インパクトへの期待が先行する展開になった。


(T:6871) マイクロニクス 1140 -114大幅続落。
前日に決算説明会が開催されているが、これを受けてクレディ・スイス証券では投資判断「アンダーパフォーム」を継続。
会社側では、プロダクトミックス改善による今後の収益性改善を見込んでいるが、ピン数の多い製品の需要が想定を下振れているほか、顧客の需要状況に変化もなく、こうした前提にはリスクが残ると考えているもよう。
18年9月期営業利益は、コンセンサス予想の33億円に対して24億円と予想。


(T:3656) KLab 1914 +70続伸。
前日に株主優待制度の導入を発表している。
毎年12月末時点で500株以上の株式を6カ月以上継続して保有している株主を対象に、オリジナルクオカード(500円分)を2-5枚贈呈する。
一昨日には、12月期末に上場後初の配当となる特別配9円の実施を発表しており、相次ぐ株主還元策の導入となる。
株主重視姿勢への転換を評価する流れが強まる。


(T:9962) ミスミG 3220 +70続伸。
SMBC日興証券では投資判断を新規に「1」、目標株価を4100円としている。
VONA事業は前期末から海外事業展開が加速し、従来以上の成長が期待できるとしているほか、製造業の市況回復や自動化ニーズを受けてFA事業の好調も維持できると考えている。
過去最高益の更新が継続するとみており、20年3月期には営業利益が500億円を突破してくると見込んでいるもよう。


(T:4331) T&Gニーズ 1238 +230大幅続伸で上昇率トップ。
特に新規の材料は観測されていないものの、10日に発表した7-9月期の決算をあらためて評価する動きになっているとみられる。
第1四半期は営業赤字決算で、前年同期比6.7億円もの損益悪化であったが、7-9月期は一転して同7.8億円の損益改善となっている。
据え置かれた通期予想の上振れ期待を再度織り込む動きとなったようだ。


(T:8596) 九州リース 1100 -89急落し、東証2部で一時下落率トップ。
12月8日付で東証2部から1部への指定変更を行うと発表しているが、同時に株式売出の実施も発表、需給悪化への懸念が優勢となっている。

オリックスやコカ・コーラウエストなどが売出人となり、最大で247万9000株の売り出しを実施する。
一方、1部指定変更によって、1月末には70万株弱のインデックスファンドの買い需要が発生することになる。


(T:3040) ソリトン 1593 +130大幅続伸。
自社開発したPCログオン認証システム「SmarrtOn ID顔認証」が竹中工務店に採用されたと発表しており、材料視されているもよう。
同システムは、ICカードや生体認証などを用いた二要素認証でパソコン利用時の認証を強化し、外部デバイスやデータへのアクセス制御をトータルに実現するセキュリティーシステム。
大手企業での実績を受けて、今後の採用の広がりが期待される状況にも。

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