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日経平均は大幅続伸で昨年来高値更新、円高一服で買い広がる

発行済 2018-01-16 15:36
更新済 2018-01-16 16:00
日経平均は大幅続伸で昨年来高値更新、円高一服で買い広がる
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日経平均は大幅続伸。
15日の米国市場はキング牧師生誕日の祝日で休場となり、本日の日経平均は手掛かり材料に乏しいなか6円高でスタートした。
朝方は日経平均がマイナスに転じる場面も見られたが、為替市場で円高が一服するとともに、指数寄与度の大きい値がさ株を中心に押し目買いが入った。
世界経済の拡大期待などを背景に相場の先高感は根強いようだ。
後場に入ると日経平均は一時23962.07円(前日比247.19円高)まで上昇し、取引時間中の昨年来高値を付けた。


大引けの日経平均は前日比236.93円高の23951.81円となった。
終値ベースでも昨年来高値を更新した。
東証1部の売買高は13億1817万株、売買代金は2兆4307億円だった。
業種別では、水産・農林業、電気機器、情報・通信業が上昇率上位だった。
一方、鉄鋼、海運業、空運業が下落率上位だった。


個別では、任天堂 (T:7974)、ソフトバンクG (T:9984)、三井住友 (T:8316)、トヨタ自
(T:7203)など売買代金上位は全般堅調。
三菱UFJ (T:8306)は小幅高。
ファーストリテ
(T:9983)は3%近く上昇し、指数をけん引した。
利益率改善見通しが報じられた村田製
(T:6981)に加え、ファナック (T:6954)、キーエンス (T:6861)、安川電 (T:6506)が4%を超える上昇。
産業用ロボットの市場拡大への期待が高まったようだ。
また、北の達人
(T:2930)が連日のストップ高となったほか、電気自動車(EV)関連のモリテック
(T:5986)や株式分割実施を発表したヨシムラフード (T:2884)もストップ高水準で本日の取引を終えた。
一方、楽天 (T:4755)やコマツ (T:6301)がさえない。
JFE (T:5411)などの鉄鋼株やローム (T:6963)は2%超下げた。
また、決算発表のメディアドゥ (T:3678)が東証1部下落率トップとなり、トランザク (T:7818)やSKジャパン (T:7608)も上位に顔を出した。

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