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大幸薬品 Research Memo(3):例年を大きく超えるインフルエンザの流行拡大

発行済 2018-03-15 08:44
更新済 2018-03-15 09:00
大幸薬品 Research Memo(3):例年を大きく超えるインフルエンザの流行拡大
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■トピックス

1. インフルエンザの流行拡大
この冬のインフルエンザシーズンは、2017年12月中旬から本格的な流行期に入った。
例年(過去5年平均、昨年)よりも早いペースで流行が拡大し、ピーク時期は長くかつピーク時期の患者数は例年に比べて多い。
今年の特徴としてはA型とB型が同時に流行し、流行は欧米を含めて世界的に拡大した。
大幸薬品 (T:4574)のクレベリン製品群は、二酸化塩素により空間のウイルスを除去する働きがあるため、インフルエンザの流行拡大は、販売の追い風となる。
2018年3月期第3四半期の業績にはその影響はほとんど(12月中旬以降のみ)反映されていないが、第4四半期(1月−3月)の感染管理事業の業績は例年以上の売上高・利益が期待できるだろう。
なお、足元好調が推測されるも同社が業績上方修正を行っていないのは、例年、インフルエンザ流行終息による返品リスク、広告宣伝費の追加投資等の可能性があり、第4四半期(1月−3月)はコスト比率が高くなる傾向があるためと想定される。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

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