プレミアムデータをご提供:最大 50% 引きでInvestingPro特別セールを請求する

スカラ Research Memo(4):顧客目線の開発による利便性の高さと豊富なサービスメニューで他社と差別化を図る

発行済 2018-03-29 15:04
更新済 2018-03-29 15:33
スカラ Research Memo(4):顧客目線の開発による利便性の高さと豊富なサービスメニューで他社と差別化を図る
4845
-
■会社概要

3. スカラ (T:4845)の強み
SaaS/ASP事業における同社の強みは、顧客基点のサービス開発を行っていることにある。
同社の営業は大半が直販であり、売上高の80%を直販で占めている。
顧客ニーズを直接聞き取り自社の開発陣にフィードバックすることで、サービスの機能向上や新サービスの開発につなげている。
また、顧客からの要望については100%応えることを開発ポリシーとしている。
現在の主力サービスである「i-search」や「i-ask」もこうした顧客要望から開発されたサービスのため使い勝手も良く、新規顧客への拡販がスムーズに進む要因となっている。


こうして開発した豊富なサービスラインナップを持つことで、競合他社との差別化が可能なことも同社の強みと言える。
企業のWebサイトに関わるSaaS/ASPサービスは競合も多いが、単体のサービスだけを提供する企業が大半で、同社のように複数のサービスを提供している企業は少ない。
複数サービスを連携して提案できることで、多様な顧客ニーズに一括して対応できるため、クロスセルによる顧客当たり単価の上昇とともに顧客満足度の向上にもつながっている。
取引実績としては、上場企業400社を含む1,000社以上となっている。


SaaS/ASP事業の特徴としては、売上収益の約7割を月額課金収入で占めており、ストック型の安定した収益基盤を構築していることが挙げられる。
従量料金は極力採用せず、月額固定料金のみでサービスを提供することを基本方針としている。
また、主要サービスの粗利益率は約80%と高い収益性を維持している(ニュース配信サービスはコンテンツの仕入れコストが掛かるため約70%と低くなる)。
これらサービスは顧客ニーズに対応してカスタム開発したものを一般サービスとして横展開しているため、開発コストを結果的に低く抑えられていることが要因となっている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます