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日経平均は大幅に4日続落。
前週末10日の米国市場でNYダウは3日続落し、196ドル安となった。
トルコリラの急落を受けて投資家心理の悪化から世界的な株安となり、週明けの日経平均もこうした流れを引き継いで180円安からスタートした。
寄り付き後は1ドル=110円台前半まで円高が進んだことやアジア市場が軒並み安となったことなどからリスク回避目的の売りがかさみ、日経平均は後場に21851.32円(前週末比446.76円安)まで下落する場面があった。
東証1部の値下がり銘柄数は全体の約9割に上った。
大引けの日経平均は前週末比440.65円安の21857.43円となった。
終値としては7月11日以来、約1カ月ぶりに22000円を割り込んだ。
東証1部の売買高は15億2364万株、売買代金は2兆5144億円だった。
業種別では、機械、海運業、非鉄金属、電気機器、ゴム製品が下落率上位だった。
一方、上昇したのはサービス業のみだった。
前引け時点と変わらず値下がり寄与トップはファーストリテ (T:9983)、同2位はTDK (T:6762)となり、2銘柄で日経平均を約52円押し下げた。
また、日経平均構成銘柄の下落率トップは三井金 (T:5706)で14.10%安、同2位は日製鋼所 (T:5631)で7.62%安だった。
三井金は、第1四半期決算と同時に発表した業績予想の下方修正がネガティブ視された。
一方、値上がり寄与トップはリクルートHD (T:6098)、同2位はスズキ (T:7269)で2銘柄で日経平均を約24円押し上げた。
リクルートは市場予想を上回る第1四半期決算が好感された。
また、日経平均構成銘柄の上昇率トップもリクルートHDで5.86%高、同2位は大平金 (T:5541)で2.51%高だった。
大平金は前週末に第1四半期決算を発表している(3日に上期及び通期計画の上方修正を発表している)。
*15:00現在
日経平均株価 21857.43(-440.65)
値上がり銘柄数 8(寄与度+29.66)
値下がり銘柄数 217(寄与度-470.31)
変わらず銘柄数 0
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:6098) リクルートHD 3213 178 +19.81
(T:7269) スズキ 7163 103 +3.82
(T:9735) セコム 8553 45 +1.67
(T:4324) 電通 4905 35 +1.30
(T:6178) 日本郵政 1258 30 +1.11
(T:8252) 丸井G 2344 23 +0.85
(T:8630) SOMPOHD 4490 79 +0.73
(T:5541) 大平金 3875 95 +0.35
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:9983) ファーストリテ 46590 -820 -30.43
(T:6762) TDK 10650 -590 -21.89
(T:8035) 東エレク 18185 -575 -21.34
(T:6971) 京セラ 6458 -195 -14.47
(T:6367) ダイキン 12770 -370 -13.73
(T:6954) ファナック 21370 -340 -12.62
(T:4063) 信越化 10550 -290 -10.76
(T:4911) 資生堂 7500 -250 -9.28
(T:7951) ヤマハ 5000 -240 -8.91
(T:4021) 日産化学 4660 -235 -8.72
(T:9766) コナミHD 4825 -225 -8.35
(T:6988) 日東電 8210 -224 -8.31
(T:4543) テルモ 5640 -110 -8.16
(T:6857) アドバンテ 2423 -107 -7.94
(T:4901) 富士フイルム 4619 -201 -7.46
(T:7267) ホンダ 3272 -96 -7.12
(T:6976) 太陽誘電 2811 -175 -6.49
(T:9433) KDDI 3057 -28 -6.23
(T:6902) デンソー 5325 -162 -6.01
(T:9984) ソフトバンクG 10070 -50 -5.57