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米国株見通し:アジア株反発や欧州株底堅い推移も楽観禁物か

発行済 2018-10-24 18:36
更新済 2018-10-24 18:40
米国株見通し:アジア株反発や欧州株底堅い推移も楽観禁物か
S&P500先物       2719.75(-26.50) (18:05現在)
ナスダック100先物  7054.00(-86.25) (18:05現在)

 18時05分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は軟調推移。
NYダウ先物は前日比220ドル安程度で推移している。
欧州株式市場は高安まちまち。
時間外取引のNY原油先物は前日比0.30ドルほどの下落で推移。
こうした流れを受け、24日の米株式市場は売り先行で始まりそうだ。


 本日の日経平均株価や上海総合指数は反発し、欧州株も現在底堅い感じであり、世界的な株安連鎖への警戒はやや弱まっているようにみえる。
ただ、株式投資家の恐怖心理の度合いを示すVIX指数が現在22台に上昇しており、まだ楽観はできない状況のようだ。
NY原油先物は、米国内の在庫増加予想やユーロ安進行による割高感から、売り継続が見込まれる。


 本日発表となる米経済指標は、8月FHFA住宅価格指数、10月製造業PMI速報値、10月サービス業PMI速報値、9月新築住宅販売件数など。
それぞれほぼ前回並の水準が予想されており、株式市場には中立的か。
ただ、米地区連銀経済報告(ベージュブック)では米経済の拡大継続が指摘され、好感されえるとみられる。
企業決算発表は、マイクロソフト、ボーイング、ビザ、フォードなどがある。


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