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14日の米国市場では世界経済の減速懸念から売りが先行し、NYダウは3日ぶりに大幅反落して496ドル安となった。
ただ、日経平均はこれを先取りして前週末に400円超下落しており、週明けの本日は買い戻しや自律反発に期待した買いが入り16円高からスタートした。
朝方はマイナスに転じる場面もあったが、その後一転して21563.27円(前週末比188.44円高)まで上昇。
一方で日米の金融政策決定会合を前に様子見ムードもあり、買いが一巡すると21500円台前半でのもみ合いが続いた。
大引けの日経平均は前週末比132.05円高の21506.88円となった。
東証1部の売買高は13億6210万株、売買代金は2兆0651億円だった。
業種別では、電気・ガス業、陸運業、不動産業が上昇率上位だった。
一方、石油・石炭製品、鉱業、機械が下落率上位だった。
東証1部では値下がり銘柄のほうが多く、全体の67%に上った。
個別では、ソフトバンクG (T:9984)、任天堂 (T:7974)、トヨタ自 (T:7203)、ファーストリテ (T:9983)、三菱UFJ (T:8306)などが小高い。
ユニファミマ (T:8028)は6%高と上げが目立ち、1銘柄で日経平均を約37円押し上げた。
電力株などの内需・ディフェンシブ株に資金が向かい、東京電力HD (T:9501)は3%近く上昇した。
鉄道株も京王 (T:9008)や富士急 (T:9010)、レーティング引き上げ観測の阪急阪神 (T:9042)などが高い。
また、JDI (T:6740)が大幅続伸して東証1部上昇率トップとなり、決算発表のクミアイ化
(T:4996)はストップ高水準まで買われた。
一方、武田薬 (T:4502)などが軟調で、ソニー
(T:6758)、キーエンス (T:6861)、昭電工 (T:4004)も小安い。
ホシザキ (T:6465)は商いを伴って大幅続落。
業績下方修正の西松屋チェ (T:7545)も下げが目立った。
また、RSTECH (T:3445)やCMK (T:6958)などはストップ安水準で取引を終えた。