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18日の米国市場でNYダウは3日ぶりに反発し、82ドル高となった。
前日までの大幅下落を受けて買い戻しが先行し、334ドル高まで上昇する場面があったが、翌日発表される連邦公開市場委員会(FOMC)の結果等を見極めたいとの思惑から伸び悩んだ。
こうした米国株の戻りの鈍さが意識され、本日の日経平均は8円安からスタートすると、朝方には一時20880.73円(前日比234.72円安)まで下落した。
その後は下げ渋り、プラス圏に浮上する場面もあったが、米FOMCの結果発表を控え戻りは限定的だった。
大引けの日経平均は前日比127.53円安の20987.92円となった。
終値ベースで21000円を下回るのは3月26日以来、およそ9カ月ぶりとなる。
東証1部の売買高は17億3903万株、売買代金は2兆8046億円だった。
業種別では、鉱業、電気・ガス業、石油・石炭製品が下落率上位だった。
一方、空運業、建設業、精密機器が上昇率上位だった。
個別では、任天堂 (T:7974)が3%超、東エレク (T:8035)が4%超の下落となった。
東エレクはレーティング引き下げの動きが観測されている。
その他売買代金上位もソフトバンクG (T:9984)、ファーストリテ (T:9983)、ソニー (T:6758)など全般さえない。
武田薬
(T:4502)やトヨタ自 (T:7203)は小幅に下げた。
原油安が嫌気された国際帝石 (T:1605)、決算発表のツルハHD (T:3391)などは急落。
また、新株予約権の発行を発表したコムチュア (T:3844)が東証1部下落率トップとなった。
一方、ファナック (T:6954)、キーエンス (T:6861)、ホンダ (T:7267)などがしっかり。
スズキ (T:7269)は2%超上昇した。
また、通訳機が一部メディアで取り上げられたソースネクスト (T:4344)などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
なお、本日上場したソフトバンク (T:9434)は公開価格1500円を下回る1463円で初値を付け、この日の安値となる1282円で取引を終えた。