25日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり2銘柄、値下がり223銘柄、変わらず0銘柄となった。 日経平均は大幅に5日続落。
米国市場では政府機関の一部閉鎖等を受けて政権運営の先行き懸念が強まり、NYダウが21日に414ドル安、24日に653ドル安と大きく下落した。
為替市場では1ドル＝110円台前半まで円高が進み、連休明けの日経平均は米株安や円高を嫌気して380円安からスタート。
昨年9月15日以来、およそ1年3カ月ぶりに節目の2万円を割り込んだ。
寄り付きをこの日の高値としてその後も下げ幅を広げ、引けにかけて一時19117.96円（前週末比1048.23円安）まで下落した。
大引けの日経平均は前週末比1010.45円安の19155.74円となった。
2月6日（1071円安）に次ぐ今年2番目の下げ幅だった。
東証1部の売買高は17億1656万株、売買代金は2兆6167億円だった。
業種別では、全33業種がマイナスとなり、精密機器、医薬品、機械、水産・農林業、サービス業が下落率上位だった。
東証1部の値下がり銘柄は全体の98％に上った。
値下がり寄与トップはファーストリテ (T:9983)で、1銘柄で日経平均を約90円押し下げた。
同2位はソフトバンクG (T:9984)で、ダイキン (T:6367)やテルモ (T:4543)、東エレク (T:8035)などが続いた。
また、日経平均構成銘柄の下落率トップは日揮 (T:1963)で8.49％安、同2位はエーザイ (T:4523)で8.40％安だった。
一方で、前引け時点では軟調に推移していた千代化建 (T:6366)とNEC (T:6701)の2銘柄が後場にかけて切り返し、小幅に上昇している。
*15:00現在
日経平均株価 19155.74(-1010.45)
値上がり銘柄数 2(寄与度+0.20)
値下がり銘柄数 223(寄与度-1010.65)
変わらず銘柄数 0
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:6366) 千代建 273 5 +0.19
(T:6701) NEC 3305 5 +0.02
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:9983) ファーストリテ 56410 -2430 -90.02
(T:9984) ソフトバンクG 7043 -578 -64.24
(T:6367) ダイキン 11190 -1025 -37.97
(T:4543) テルモ 5709 -492 -36.45
(T:8035) 東エレク 11735 -835 -30.93
(T:9433) KDDI 2464 -134.5 -29.90
(T:4523) エーザイ 8047 -738 -27.34
(T:6954) ファナック 15790 -710 -26.30
(T:8028) ユニファミマ 14250 -610 -22.60
(T:4063) 信越化 8056 -499 -18.49
(T:6098) リクルートHD 2541.5 -163.5 -18.17
(T:6971) 京セラ 5262 -245 -18.15
(T:4503) アステラス薬 1374.5 -87.5 -16.21
(T:4911) 資生堂 6274 -410 -15.19
(T:6762) TDK 7190 -400 -14.82
(T:9735) セコム 8860 -392 -14.52
(T:4452) 花王 7702 -371 -13.74
(T:4507) 塩野義 6113 -356 -13.19
(T:4578) 大塚HD 4473 -345 -12.78
(T:4519) 中外薬 6280 -340 -12.60