(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5534.24(+7.52)
前営業日終値 5526.72(‐3.32)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 6037.61(+18.25)
前営業日終値 6019.36(‐14.97)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 4045.14(+20.34)
前営業日終値 4024.80(+7.13)
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<ロンドン株式市場> 小反発。証券会社の前向きな見方を背景に鉱山・金融株などが
買われた。この日発表された米雇用統計は弱めの内容だったものの、相場への影響は限定
的だった。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は7.52ポイント(0.14%)高の
5534.24。雇用統計発表、一時5494.79に下落した。週間では2.2%上昇
し、3週連続で値上がりした。
12月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比8万5000人減少し、前月比変
わらずとの事前予想よりも悪い結果となった。
キャピタル・スプレッズのセールズ部長、アンガス・キャンベル氏は「悪い数字が出て
も、それにより金利がさらに長期間低水準にとどまざるを得ないとの見方から、過度に悪
い材料とは受け止められなくなってきている」と述べた。
鉱山株の値上がりが株価指数の上昇に寄与した。ユーラシアン・ナチュラル・リソーシ
ズ
から「バイ」に引き上げた。
エクストラータ
リオ・ティント
金融株ではバークレイズ
指摘、投資判断を従来の「ニュートラル」から「バイ」に引き上げた。
HSBC
2.1%下落した。
<欧州株式市場> 反発。この日発表された12月の米雇用統計が予想外に弱い内容と
なり、一段と強く迅速な回復への期待に水を差す格好となったものの、1年3カ月ぶり高
値で引けた。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は4.88ポイント(0.46%)高
の1065.03。終値として2008年10月上旬以来の高値をつけた。週足では
1.8%高。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は10.51ポイント(0.35%)高
の3017.85。
米労働省が発表した12月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比で予想外に
8万5000人減少した。ただ、11月の数字は4000人増に上方修正され、2007年
12月以来初めての増加となった。
ブリューイン・ドルフィン(ロンドン)の首席ストラテジスト、マイク・レンホフ氏は
「労働市場の基調的トレンドは引き続き改善に向かっており、最悪期は過ぎ去った。これ
が市場の大方の見方だ」と述べた。
また米企業が来週から第1・四半期決算発表を開始することに触れ、「業績面でのプラ
スのサプライズ」に相場が一段と押し上げられる可能性を示した。
銀行株の上昇が目立った。UBSの強気のリポートが一部支援した。投資判断を「ニュ
ートラル」から「バイ」に引き上げたドイツ銀行
BNPパリバ
一方、医薬品株は軟調。英政府が新型インフルエンザ(H1N1)ワクチンの余剰在庫
に取り組む方針を示したことが背景にある。
グラクソ・スミスクライン
・アベンティス
[東京 9日 ロイター]