本日のマザーズ指数は反落となった。
前日の米国市場では、来週の米中通商協議を再開が伝わったことで、マザーズ先物によるナイトセッションでの上昇を受けて、本日のマザーズ市場は朝方から買いが先行した。
一方で、引き続き外部環境が不透明ななかで本格化する決算動向を見極めたいとのムードは根強いなか、買い一巡後の個人投資家の資金の逃げ足は速くなり、マザーズ指数は前場中ごろにかけてマイナス圏に沈んだ。
物色としてもミクシィ (T:2121)などの時価総額上位銘柄が揃って売られ、引けにかけて下げ幅をじりじりと拡大させたものの、サンバイオ (T:4592)をはじめとしたバイオ関連の一角が指数を下支えする格好になり、下落幅は限られた。
なお、売買代金は概算で1245.91億円。
騰落数は、値上がり62銘柄、値下がり205銘柄、変わらず5銘柄となった。
値下がり率上位では、総医研ホールディングス (T:2385)が9%安となったほか、マーケットエンタープライズ (T:3135)、ALBERT (T:3906)などがそれに続いてランクインした。
売買代金上位では、UUUM (T:3990)、オンコリス (T:4588)、Kudan (T:4425)、ミクシィ、サイバーダイン (T:7779)などが軟調。
一方で、野村證券が目標株価を引き下げたものの投資判断「Buy」を継続したサンバイオがストップ高となったほか、アンジェス (T:4563)やブライトパス (T:4594)などのバイオ関連の一角が買われた。