本日のマザーズ指数は3日ぶり反発となった。
為替相場が1ドル=110円台半ばまで円安が進んだことなどから、日経平均が一時前週末比500円超上昇したため、投資家のリスク許容度が高まり、買い戻しの動きが広がった。
また、米中首脳会談の開催への期待感に加え、米政府機関閉鎖回避を目的に米与野党がメキシコ国境の「フェンス」建設費を盛り込んだ予算案で基本合意に達したことも先行き不透明感の解消に繋がり、買い安心感を誘う格好になった。
物色としては、決算を受けた好業績銘柄のほか、悪材料出尽くしの動きが優勢となる銘柄が目立った。
なお、売買代金は概算で1006.63億円。
騰落数は、値上がり172銘柄、値下がり89銘柄、変わらず13銘柄となった。
値上がり率上位では、ソフトマックス (T:3671)やDDS (T:3782)、オンコリス (T:4588)などがストップ高となった。
オンコリスは、18年12月期営業損益が12億円の赤字となったが、発行可能株式総数の増加を受けた思惑買いが向かう格好に。
売買代金上位では、UUUM (T:3990)、メルカリ (T:4385)、アンジェス (T:4563)、そーせい (T:4565)、ミクシィ (T:2121)などが上昇。
一方で、サンバイオ (T:4592)、JIA (T:7172)、CRI・ミドルウェア (T:3698)、Kudan (T:4425)などは軟調。