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大幸薬品---3Q増収増益、感染管理事業が大幅増収

発行済 2019-02-14 17:59
更新済 2019-02-14 18:21
© Reuters.  大幸薬品---3Q増収増益、感染管理事業が大幅増収
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大幸薬品 (T:4574)は8日、2019年3月期第3四半期累計(2018年4月-12月)の連結決算を発表した。

売上高が前年同期比7.1%増の71.88億円、営業利益が同0.8%増の18.97億円、経常利益が同6.1%増の18.06億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同11.5%増の12.86億円となった。

医薬品事業の売上高は対前年同期比2.5%増の39.68億円となった。

国内向けの売上高は、前1Qに「正露丸クイックC」を初期出荷した反動等により、対前年同期比で減少となった。

海外向けの売上高は、中国市場向けの出荷増加等、概ね計画通りの進捗となり対前年同期比で増加となった。

セグメント利益は、増収影響及び広告宣伝費等の減少により、同2.7%増の16.60億円となった。

感染管理事業の売上高は同13.6%増の32.07億円と2ケタ増収となった。

国内一般用製品が製品デザインのリニューアルに伴う販促強化により出荷が大幅に増加したことに加え、2018年12月より新TVCMを放映開始し、店頭販売も好調に推移し、大幅に増収となった。

新製品も増収に寄与した。

なお、店頭販売動向について、市場全体は対前年同期比9%増となった一方、同社製品は同17%増であり、市場全体の成長を牽引している(出所:株式会社インテージ)。

国内業務用製品は、置き型タイプの出荷が好調に推移したこと等により増収となった。

海外向けの売上高は、中国市場における新規販売代理店のテストマーケティング用の出荷があったこと等から増収となった。

セグメント利益は、増収影響の一方で、マーケティング部門の人員強化等による人件費の増加や製品デザインのリニューアルに伴う広告宣伝費・販売促進費等の増加により、同9.6%減の10.36億円となった。

その他事業については、主に木酢液を配合した入浴液や園芸用木酢液等の製造販売を行い、売上高は同27.8%減の0.12億円となり、セグメント損失は0.23億円(前年同期は0.12億円の損失)となった2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比1.1%減の93.60億円、営業利益が同12.2%減の16.30億円、経常利益は同8.8%減の14.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.8%減の10.10億円とする期初計画を据え置いている。

ただし、12月までの店頭販売が好調なことから、4Qのインフルエンザの流行次第では、感染管理事業のさらなる上振れも期待される。

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