■下げ渋り、合意なしのEU離脱回避の思惑が再浮上先週のポンド・円は下げ渋り。
英議会は14日、メイ首相がまとめた欧州連合(EU)離脱協定案の修正を求める政府方針を反対多数で否決した。
しかしながら、英国はEU離脱協定案の再交渉が不要な、法的拘束力を伴う規定を受け入れる可能性が浮上し、リスク回避のポンド売りは一服した。
取引レンジ:141円01銭−143円34銭。
■もみ合いか、メイ政権の対EU交渉を見極める展開に今週のポンド・円はもみ合いか。
英国の3月29日欧州連合(EU)離脱に向け混迷が深まるなか、メイ政権の対EU交渉を見極める展開となりそうだ。
離脱期限の延期観測などが浮上しており、方針は定まっていないが、リスク回避的なポンド売りがさらに広がる可能性は低いとみられる。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント・19日:1月失業率(12月:2.8%)・19日:10-12月期ILO失業率(予想:4.0%)予想レンジ:140円00銭−144円00銭