本日のマザーズ先物は、前週末の米国株の大幅反発を受けて日経平均の上昇につれ買いが先行して始まりそうだ。
前週末の米国市場では、米中協議の進展期待からNYダウなどの主要株価指数が上伸した。
日経平均は反発して始まりそうで、マザーズ市場でも投資家心理が上向き、買いが先行するだろう。
ただ、ジャスダック市場のセルシード (T:7776)は臨床試験の結果が芳しくなかったことから大幅に株価下落する可能性があり、これがマザーズ市場のバイオ株に悪影響を及ぼせば、マザーズ先物にもヘッジ売りが出ることが想定される。
市場では「先に急落したサンバイオ (T:4592)の痛手が癒えていないため、個人投資家の間にサンバイオショックが連想される」との声も聞かれ、買い一巡後は上値の重い展開が予想される。
他の個別株では、決算発表したALBERT (T:3906)などの動向が注目される。
上値のメドは875.0pt、下値のメドは850.0ptとする。