【ブラジル】ボベスパ指数 97885.63 +0.98%25日のブラジル市場は3日ぶりに反落。
主要指標のボベスパ指数は前日比645.72ポイント安(-0.66%)の97239.88で取引を終えた。
98189.91から97087.23まで下落した。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。
ボベスパ指数が過去最高値水準で推移しており、足元での高値警戒感から利益確定売りが優勢。
また、原油価格の下落も資源銘柄の圧迫材料となった。
一方、指数の下値は限定的。
米中通商協議の合意期待などが指数をサポートした。
【ロシア】MICEX指数 2494.63 +0.24%25日のロシア株式市場は小幅続伸。
主要指標のMOEX指数は前日比6.00ポイント高(+0.24%)の2494.63で取引を終了した。
2481.73から2506.94まで上昇した。
後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、終盤は再び買い戻された。
米中通商協議への期待が高まっていることが支援材料。
トランプ米大統領が中国の習近平国家主席との首脳会談を来月に設定し、通商合意に署名する可能性を示唆した。
また、アジアや欧州市場の上昇なども買い安心感を与えた。
一方、原油価格の下落が資源セクターの一角の売り材料となった。
【インド】SENSEX指数 36213.38 +0.95%25日のインドSENSEX指数は上昇。
前日比341.90ポイント高(+0.95%)の36213.38、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同88.45ポイント高(+0.82%)の10880.10で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。
米中貿易戦争の終結期待が高まっていることを受け、対中輸出の拡大観測から対象銘柄が物色された。
また、アジア市場が堅調な値動きを示したことも買い安心感を与えた。
【中国本土】上海総合指数 2961.28 +5.60%週明け25日の上海総合指数は大幅に値上がり。
主要指標の上海総合指数は、前営業日比157.06ポイント高(+5.60%)の2961.28ポイントと続伸した。
昨年6月以来の高値水準を急回復している。
上海と深センの両証券取引所を合わせた売買代金は1兆人民元の大台を超えている。
1兆406億人民元(約17兆2400億円)にまで拡大し、2015年11月以来の最大を記録した。
金融株が主導し、指数構成銘柄はほぼ全面高。
ハイテク株、空運株、紙パルプ株の値上がりも目立つ。